在宅勤務での”ダラダラ”を防ぐ! タスクがサクサク進む時間活用術
時間は最も重要なリソースですが、確保するのは簡単ではありません。 在宅勤務で生産性が上がったように感じた人は大勢いますが、在宅勤務では仕事時間が長くなっても効率は下がっていることがリサーチで判明しています。 時間は、仕事において最も価値があり、二度と戻らないリソースです。 そこで、限られた時間を最大限活用する方法を、以下に紹介します。
1.「 目標設定」で、注意散漫のもとを排除
気を散らすもの、ノイズと思われるものを見つけ出すことは容易ではなく、また人によって異なります。その代わりに目標を設定することからはじめましょう。 ビジネスをはじめること、至急のプロジェクトを終えること、新しい仕事を見つけることなど、目標はいろいろあるでしょう。 気を散らすものとはそのようなコアな目標からあなたを遠ざけるものです。 目標達成するための時間を確保する方法について比較検討すれば、自分の気を散らすものが見えてくるはずです。たとえば、Eメールは自分がやるべきことではないように感じ始めるでしょう。
2. 定期的に生活を振り返る
目標を設定しても、自分が思っているほど多くの時間をそこに費やせないかもしれません。状況を確認するには、自分の時間の使い方を定期的に見直しましょう。 最低1週間、仕事で行なうあらゆるタスク、そしてそれぞれに費やす時間のリストを作成します。 ソフトウェアで自動化して追跡しても良し。重要なのは、無駄な時間を洗い出すことです。
3. SNSを賢く利用する
有意義な出会いを求めているのなら、ネットワーキングイベントに何時間も費やすのではなく、LinkedinやTwitterを利用しましょう。同じ課題に取り組んでいる人や競合他社の勤務経験のある人などを見つけられます。 まず20分ほど電話での会話を提案してみれば、正式にビデオ通話を設定したり、直接会うプレッシャーがなくなります。 時間を節約しながら、もっと頻繁に有意義なコミュニケーションを行なうことが可能になります。
4. 情報収集をSNSに頼りすぎない
SNSでは、クリックやいいねの数、他人のコメントによってフィードに表示されるコンテンツが決まります。 そのような無作為な人たちに自分の情報収集の幅を委ねるのではなく、専門家に頼りましょう。 自分が尊敬でき、学べる人たちが書いた本を読むのです(ちなみに私のお気に入りのビジネス作家の1人は、Intelの元CEOの故アンドルー・グローヴ氏です)。 また、情報源についても厳選するべきです。本や質の高い出版物は難易度が高いかもしれませんが、SNSの投稿についてはそうでもないでしょう。