在宅勤務での”ダラダラ”を防ぐ! タスクがサクサク進む時間活用術
5. 「ノー」に罪悪感は不要
Wilbur Labsの従業員ハンドブックには、「ノーと言うことは、イエスと言うよりも重要だ」と記されています。 気を散らすものに対してノーと言うことによってのみ、重要な目標にイエスと言い、それを実行することができるのです。 あなたの会社の従業員ハンドブックは書き直せないかもしれませんが、同僚と話し合うことはできます。 一緒に目標を設定し、優先順位の高いものの邪魔になるような新しいプロジェクトやタスクにノーと言うべき場合には、目標を再確認しあいましょう。
6. 注意散漫を減らす習慣・ルーティンを確立
生産性の鍵は意欲だと思われがちですが、確固たる習慣やルーティンを身につけることは意欲よりもはるかに重要だと思っています。 たとえば、自律心がありやる気満々の人でさえも、スマホアプリに気を取られてしまいます。スマホを手にするたびについチェックしてしまうアプリがあるはずです。 それは、モバイルブラウザやメールアプリのような主要アプリかもしれません。 その誘惑に抵抗する代わりにできることがあります。アプリを削除する、2ページ目に移動させる、または「気を散らすもの」というラベルをつけたフォルダーに入れたりすることを習慣にできます。
7. 他人のしていることに惑わされない
昨年、当社がスタートアップの失敗について起業家らを調査したところ、失敗の原因は競合他社だと言った人はほとんどいませんでした。 スタートアップや忙しい職場で働いていても、他人が何をしているかを監視したり、自分を他人と比べたりして時間を無駄にするのはやめましょう。 その時間は、他人よりも優れた顧客サービスを提供したり、自分の目標に向かって前進することに使いましょう。 さて、この記事を読んだ時間は無駄だったでしょうか。自分の時間を確保するために家にこもっているように提案しているのではないということは、はっきり言っておきたいと思います。 外に出ましょう。楽しんだり人と交流したり、遊ぶ時間を持ちましょう。そして仕事をする時には、自分の時間の価値に高い基準を設けてください。 重要なことにフォーカスすれば、成果を上げて、パンデミック中にできなかったことをやる時間を捻出することができるでしょう。 この記事を読んでも行動に移さなければ、今日の数分が無駄になってしまいます。この数分を取り戻すことはできません。 皆さんが新しい目標を決めて、気を散らすものから目標達成のために時間を守り抜けるようになることを願っています。 ──2021年8月20日の記事を再編集のうえ、再掲しています。 Source: The Economist Originally published by Fast Company [原文] Copyright © 2021 Mansueto Ventures LLC.
ライフハッカー・ジャパン編集部,Fast Company