導入以来多くの酷評を浴びた「フォルクスワーゲン ゴルフ8」が包括的なアップデートで課題解決!
豊富なパワートレイン
エンジン面では大きな変更はなく、おなじみの1.5リッターと2リッターのガソリンエンジンが残っている。ベースモデルの115馬力のマイルドハイブリッドから、265馬力の「GTI」、300馬力を前輪に供給する「GTIクラブスポーツ」まで、その出力範囲は広い。 このプログラムには、システム出力204馬力(eハイブリッド)と272馬力(GTE)の2種類のプラグインハイブリッドも含まれている。競争力を維持するため、VWはハイブリッド車に19.7 kWhの大型バッテリーを搭載する。そのため、「eハイブリッド」は143km、「GTE」は131kmの航続距離を実現する。
3気筒エンジンとGTDは廃止へ
ただし、2つのエンジンは提供されなくなる。容量1リッター、3気筒のオリジナルのベーシックなガソリンエンジンと、最高級ディーゼルの「GTD」だ。ヴォルフスブルクに本拠を置く同社が、今回のマイナーチェンジでボンネットダンパーを追加しなかったのは少々残念だ。
装備:インテリアの質感向上
「VW ゴルフ8」のインテリアもまた、これまで多くの批判の対象となってきた。ゴルフは何か新しいことを学んだのだろうか?はい!顧客の意見は真摯に受け止められ、適切な場所で適切な調整が行われた。 より新しく、より大きく、より速く: 最大12.9インチのモニターを備えたMIB4インフォテインメントシステムは、ジャマにならず、非常にスムーズに作動する。
つまり、ドアパネルやダッシュボードのソフトタッチの面が大幅に増え、仕上がりも全体的に良くなった。もちろん、下を見下ろしたり、後部座席に座ったりすれば、まだ硬いプラスチックが見つかるだろうが、全体として、新型はすでに一歩前進している。 トランク容量はゴルフが381リッター、最大は1237リッターまで拡大できる。エステートは611リットル、最大1642リットルを積み込むことができる。
「GTI」は引き続き、赤を基調としたカラーアクセントを採用。ステアリングホイールとシートにはコントラストの効いたステッチが施されている。希望すれば、ファブリックまたはレザーのスポーツシートを注文できる。また、トリムエレメントをカーボンファイバー製にすることも可能だ。インフォテインメントシステムも一歩前進しているが、これまでは不器用で直感的でなかったため、顧客を悩ませていた。