導入以来多くの酷評を浴びた「フォルクスワーゲン ゴルフ8」が包括的なアップデートで課題解決!
価格:新型ゴルフ8のベース価格は27,000ユーロ(約455万円)から
コンパクトカーのアイコンである「ゴルフ」の50歳の誕生日に合わせて、フェイスリフトされた「ゴルフ8」の販売が開始され、VWはその約束を守った: ゴルフ8は27,180ユーロ(約457万円)から販売され、30,000ユーロ(約505万円)の大台を大きく下回る価格からスタートする。「ヴァリアント」も28,280ユーロ(約475万円)からと、30,000ユーロ(約505万円)より低い価格設定となる。電動化モデルはやや高価になる。「ゴルフeハイブリッド」は44,240ユーロ(約743万円)から、よりパワフルな「GTE」は46,745ユーロ(約785万円)からとなる。 さらに、ゴルフの誕生日には「Edition 50」という特別シリーズが用意される。この特別モデルを自分のものとしたいなら、最低でも36,280ユーロ(約610万円)を用意しなければならない。また、人気の「GTI」は最低でも44,505ユーロ(約748万円)からとなる。 新型「ゴルフ8」の市場導入は2024年7月を予定しており、その後、フェイスリフトされた「ゴルフ」と「ゴルフ ヴァリアント」のすべての派生モデルが順次ディーラーに導入される予定である。
デザイン: VWロゴのイルミネーションとIQ.LightマトリックスLEDヘッドライト
ビジュアル面では、ゴルフはかなり慎重にアプローチされている。ボディワークに抜本的な変更は加えず、フェイスリフトでお馴染みの要素に重点を置いた。スポーティなトップモデルには、従来の「GTIクラブスポーツ」をベースにしたマットブラックの「GTX」エプロンが用意される。
R-Lineでは、グロスブラックの大型エアインテークが採用されている。少なくともヨーロッパでは、PerformanceヘッドライトまたはIQ-LightマトリックスLEDオプション(いずれもフロントラジエーターグリルに連続したライトストリップを装備)との組み合わせに限られる。
ゴルフに5種類の新塗装仕上げ
ただし、例えば「トゥアレグ」のように、ロゴがリアで点灯することはない。リアに関して言えば、リアライトのロゴもデザイン変更の一部である。フロント同様、リアエプロンも変更され、新しいディフューザーが装着されている。ホイールデザインも変更されている。そして、全11色のエクステリアカラーのうち5色が新たに追加された。 特別仕様車「Edition 50」は、ダーク化されたリアウインドウ、イルミネーションが施されたラジエーターグリルのクロスバー、イルミネーションが施されたVWロゴ、Bピラーの3D「50」バッジで識別できる。ロゴはインテリアにも採用されている。18インチホイールも装着される。