天台宗・全国一斉托鉢
びわ湖放送
きょうから師走の12月。大津市では、天台宗の僧侶らによる托鉢が行われました。 天台宗・延暦寺のお膝元の大津市坂本では、毎年12月1日に托鉢が行われ、僧侶ら約100人が通りや周辺の駅などに分かれ、人々からの寄付を募ります。 この内、坂本の門前町では、大樹孝啓座主の名代として藤光賢天台宗探題が行列の先頭に立って托鉢を行い、戸口で待つ人々が差し出す「浄財」を受け取っていました。 今年は日曜日の実施となったこともあり、学校が休みの子どもたちが僧侶らに向けて手渡す姿も多く見られました。 天台宗による托鉢は今年、先月末から年末にかけ、全国53カ所で一斉に実施されていて、集められた寄付金は各地の社会福祉協議会などを通じて、国内外の支援に充てられるということです。
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