年金頼りだと怖い!定年退職後も「月収15万円」が見込める職業とは?
「年金だけでは生活が苦しい」という言葉は、近年メディアなどでも耳にすることが増えたように感じるでしょう。そういった報道などを耳にして、「生活を楽にするため、年金とは別に15万円程度の生活費が欲しい」と考えている人から、相談が寄せられることもあります。 そこで、定年退職後も月収15万円が見込める職業について考えてみました。 ▼65歳から70歳まで「月8万円」をアルバイトで稼ぐと、年金はどれだけ増える?
定年退職後も、フルタイム前提であれば、月収15万円稼ぐことは難しくはない
定年後に月収15万円を稼ぐことは、そう難しくはありません。地域による差などはあるでしょうが、フルタイムという働き方であれば、まず15万円以上を稼ぐことができるでしょう。 例えば、1日8時間、月22日を「フルタイム」と仮定しましょう。15万円以上稼ぐのであれば、時給が853円以上で達成できます。 2024年1月1日現在、日本において最低時給853円を下回る都道府県は存在しません。その点を鑑みると、定年退職後もフルタイムを前提とするのであれば、月収15万円はどんな仕事をしても稼ぐことができるでしょう。 ただし、自営業など最低賃金の適用されない働き方ではこの限りではないことに注意してください。
定年後でも働ける職業は?
定年後であっても、基本的に心身が健康であれば、どのような職業でもフルタイムで働くことができるでしょう。とはいえ、現役時代のように面接を突破してバリバリ働くことは、難しいかもしれません。 高齢者でも働きやすい環境が整いつつあるとはいえ、まだまだ若い世代を優先して採用している企業が多いからです。 そのため、「定年後もフルタイムで働きつづけたい」という場合は、高齢者を積極採用している職業を選ぶと働きやすいでしょう。 例えば、清掃員や警備員などがあります。そのほかには飲食店など、一般的に人手不足であるといわれるような業界や職種でも、高齢者は歓迎され、月15万円を安定して稼ぐことができると想定できます。逆に、若い世代に人気の職業である一般事務などは、どれだけ経験があっても難しいでしょう。