■大量のドールを購入「娘の周りにはいろいろな魂がいるのでその器として必要と言われた」

　

Q（球体関節人形）ドールを中古を買うようになったのは？ ー最初は新品で購入。中古を買うようになったのは、販売会社が縮小して型番を廃版するようになってネットで買うようになった。 Qきれいにしたいということはあったか？ ー2回ほどある。好きな型番のドールが汚れていて「あまりにかわいそうだから家で買ってきれいにしてあげたい」と。事件直前にはスリラーナイトにひどく汚れたドールがいた。「手入れしてあげて戻してあげたいが変なお客さんと思われたくないので、通って馴染んでから綺麗にしてあげたい」と。 Q洗うのを見たことは？ ーバスタブの蓋の上で洗い、洗ったものを触らないでと言われた Qドールの扱いで気を使っていた？ ー新品ドールは指紋をつけてはいけないので手袋をつけていた。 Q取り扱いで注意していたことは？ ー触れることはなかった。日光によって黄変する材質なので遮光について気にしていた。1階に箱に入らないドールがあったので遮光率100％近いカーテンを買ってほしいと言われた。 Qどうしてこんなにたくさんのドールを買っていたのか？ ー最初に高価なもので瑠奈に買ったとしても3体までと話をしている。大切に着替えさせたり楽しんでほしいと伝えて娘も了承していたが、あれも必要だと言い出した。問いただしたことはない。娘の周りにはいろいろな魂がいるのでその器として必要と言われた。「私は手入れをしないといけない」「お顔を入れないといけない」と言っていたので心のよりどころで生きているための理由なのかと思いやめなさいと言っていなかった。 Q儀式用のナイフはそれまでも買っていた？ ー手作り作家の大規模なイベントが札幌でよくあったので本州からの作家が作ったナイフが芸術的でとても美しいのでほしいと言われて買った。実用性があったか確認していない。 Q実用性のある物も集めていたか？ ーナイフが好きで包丁も好き。果物ナイフから出刃包丁までのセットを取り寄せたことがあって「こんなのが来た」と見せられた。刃物の切れ味が悪くて新しいものを買ったが娘がコレクションに加えてしまった。