マイナ保険証を巡る“トラブル”青森県で相次ぐ 新たに六ケ所村で国民健康保険の負担割合が「誤表示」される不具合が… 田子町でも町民20人以上の登録情報が誤っている可能性あり現在調査中
マイナ保険証を巡るトラブルが発生した自治体が、青森県内では3つとなりました。六ケ所村で、国民健康保険の負担割合が誤って表示される不具合が起きたことが新たに判明しました。 ▼「マイナ保険証」に移行初日 これまでの「健康保険証」を持ってきた人が半数以上だった病院も 12月の世論調査で移行への不安「大いに感じる」「ある程度感じる」と答えた割合は5割以上 六ケ所村によりますと、マイナ保険証のトラブルは、12月4日に村内の医療機関からの連絡を受けて調査したところ発覚しました。 村民3人が本来、国民健康保険の負担割合が10割のはずが「3割」と表示されていたということです。 村と医療機関のシステム連携ができていなかったことが原因と見られていて、修正に向けた作業が進められています。 12月2日に「マイナ保険証」へ一本化されてからトラブルが起きた県内の自治体は、これで六戸町、中泊町、それに六ヶ所村の3つとなりました。 このほかにも田子町では、12月4日に委託業者からシステム設計に誤りがあったと連絡があったということです。 町民20人以上の登録情報が誤っている可能性があり、現在、調査が行われています。 ただ、国民健康保険の負担割合に問題はなく、利用する時に影響はないということです。 全国で相次ぐトラブルに県は、全市町村に対して不具合が生じた場合、速やかに修正し適切に対応するよう12月6日に文書で通知しています。
青森テレビ