帰省先の家からいなくなった5歳男児 近くの港の海で浮いているのが見つかり死亡 港は年末年始フェリー運休中で気付く人おらず
1日夜、愛媛県上島町の岩城島で、帰省先の家から5歳の男の子の姿が見えなくなり、近くの港の海で発見され、死亡が確認されました。港は年末年始の期間中、フェリーが運休していて男の子に気付く人はいなかったと見られています。 【岩城島の小漕港】年末年始フェリーが運休中で男児に気付く人おらず 1日午後8時ごろ、上島町の岩城島で「食事の準備中に5歳の男の子がいなくなった」と男の子の親族から駐在所に通報がありました。 警察と親族が周辺を捜索したところ、午後8時半ごろ、近くの小漕港の海で男の子がうつ伏せで浮いているのが見つかり、意識不明の状態で病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。 亡くなったのは、新居浜市西の土居町の田中朔ちゃん(5)で、家族と一緒に上島町の親戚の家に帰省していて、午後7時40分ごろ、食事の準備中に家から姿が見えなくなったということです。 朔ちゃんに目立った外傷は無いということで、警察が死因や経緯を調べています。 朔ちゃんが見つかった小漕港は、広島県の生口島・洲江港を結ぶフェリーが1日31往復発着し、通常多くの人や車が往来しますが、12月31日から1月3日はフェリーが全便運休していて、1日夜は男の子に気付く人はいなかったと見られています。