「予定を直前に伝えてきた」夫とケンカに……。4児の母が“別れの危機”を乗り越えた実体験を投稿、話題に
ーー動画には、ページさんに共感する多くのコメントが集まりました。
ユーザー①「私たち夫婦も、関係の改善に取り組んでいます。2人とも経営者ですが、家のことはすべて私がやっています。ずっとこのままは無理です」 ユーザー②「夫婦のいざこざが起きたら『別れるべき』という投稿が多い中、ページさん夫婦みたいに努力して、関係を良くしようとしている話が新鮮」 ユーザー③「大切な話だと思う。関係を変えることは可能だってことを教えてくれて、ありがとう!」 ユーザー④「子どもの送り迎えや買い物、家の掃除とか"ちょっとしたこと"で、負担の大きさが変わるよね。夫が出かける前に、精神面を整えることも大事」
ーーBuzzFeed Japanは、ページさんに話を聞きました。ページさんは、動画を投稿しようと思った理由をこう説明します。
「最近、ネットでは『夫と対等な関係じゃなかったら、別れたほうがいい』みたいな投稿をよく目にします」 「私は、夫婦の関係は改善できると信じているので、シェアしました。対等な関係を築くために、各家庭だけでなく、社会としても協力できることがあると思います」
ページさん夫婦にとって“対等な関係”とは、「お互いが自由な時間を楽しめること」なんだとか。
「家庭や子どもにまつわるすべての責任において、その負担を夫婦で分担し、互いにそれに満足できる関係のことをいいます」 「2人とも休憩したり、楽しんだり、1人の時間を過ごせる。どちらかの時間のほうが大切なんてことはありません」
パートナーとの関係性に悩むカップルに、ページさんはこんなアドバイスを送りました。
「まず、『対等でない関係』がなぜ生まれるのかを、本などで読んでみるのがいいと思います。個人的には、ローズ・ハックマンの『Emotional Labor』、イヴ・ロドスキーの『Fair Play』、ジェマ・ハートレイの『Fed Up』がおすすめです」 「あとは、目に見えない負担を"可視化"させるのもいいと思います。イヴ・ロドスキーが考案したFair Playというカードゲームをやってみたり、家事分担アプリを使ったりすると、お互いにかかる負担を可視化できます」