“プロレスラー”青木真也の新企画が始動 拳王との一戦を前に明かしたリスペクト「だからこそ全力で叩きつぶそう」
今年1月ごろから筋力トレーニングで劇的変化も「プロレスにも効果はないよ」
今月28日に行われるプロレス興行「Ultimate Party 2024」(東京・両国国技館)で拳王&大和田侑組とスペシャルタッグマッチを行う“プロレスラー”青木真也の新企画が始動した。プロレス動画配信サービス「WRESTLE UNIVERSE」の公式YouTubeチャンネルに映像が公開されている。 【動画】「プロレスラーっぽいですよ」と撮影クルーも驚き “プロレスラー”青木真也の彫刻ボディー 青木は中村圭吾とともに拳王&大和田侑組と対戦する。そんな大一番を前に新たに始動したのは誰よりもプロレスラーな生活を送る青木が自分の試合をあおったり、他の団体やレスラーを取材するプロレス漫遊番組だ。 今年1月ごろから「健康づくり」のため筋力トレーニングをスタート。細身だった青木だが、現在は肩、大胸筋、腹筋、太ももに大きな筋肉が付き始めていた。明らかに見た目は変化しているが「プロレスにも効果はないよ」と語るが、撮影スタッフから「プロレスラーっぽいですよ」と称賛されると「本当に?」と明るい声で反応していた。 MMAファイターでもある青木は今月7日にタイで本業ではないグラップリング戦。一本負けを喫したその晩、飛行機で帰国し、翌日のお昼には鶴見青果市場で大仁田厚の電流爆破戦に参戦した。 12月1日にDDT、7日にグラップリング戦、そして8日に電流爆破。青木は「僕のなかでの一連のユーモアなんですよね」と説明する。さらに「大仁田厚のつくった電流爆破って革命だと思ってる。大仁田厚が膝をけがしてからつくったこのルールは革命だと思ってる。すさまじいクリエーターですよね」としみじみとしていた。 青木は今年東スポプロレス大賞で技能賞を受賞。「本気でうれしくて、この技能賞で5年~10年遊べるなと。お迎えきたなって思っていて。僕の人生良くできていて柔道から格闘技きたときもそうだし、スイッチするタイミングで迎えがくるんですよね」とうなずいていた。 今月28日はNOAHの看板選手である拳王と一戦交える。そんな拳王を「どうしても所属の選手だから、どうしても人任せとか流れに任せてってなりがちなんだけど、それを能動的に自分から動いている姿勢は立派だと思います。認めます。敬意があります」と称賛。続けて「だからこそ全力で叩きつぶそうっていう気持ちになるのが、僕が半年プロレスと向き合ったなかでの感想ですよね」と心境を吐露した。
ENCOUNT編集部