発売60周年の老舗の味でキャンプ飯を料亭風に! 信州で愛される万能出汁つゆ「テンヨのビミサン」がヤバい
今度のキャンプ飯は何にしようかな? と考えている時間が至福の時ですね。今回は山梨県・本栖湖キャンプ場で旨々キャンプ飯に挑戦です。せっかくなのでご当地食材を使ってキャンプ飯を作りたい! と地元のスーパーに立ち寄り、いろいろ物色してみました。発見したのが、出汁つゆ「テンヨのビミサン」です。 【写真】超時短キャンプ飯調理の模様をチェックする(全7枚)
山梨出身の長野で寵愛されるご当地出汁つゆ
ビミサンは山梨県のメーカー商品ですが、4割以上が長野県内で消費されているそうです。信州に根付いた県民愛用のこのご当地調味料は、簡単にうどんやそばのつゆ、浅漬け、煮物などが作れる出汁つゆです。長野県では野沢菜漬けにビミサンを使い、大量消費されているソウルフードでもあります。 2024年で発売60周年を迎えた同出汁つゆは濃縮5倍の濃いつゆなので、そばやうどん、ほうとうなど麺類はもちろん、鍋ものでも煮物、丼物、炒め物とたっぷり使えて重宝します。甘さ控えめで唐揚げや漬物の下味、醤油の代わりとしても使える万能調味料です。いろいろ物色した結果、同スーパーで購入した特大の殻付きホタテとすき焼き肉をビミサンで味けすることにしました。
ホタテ焼きでビールのあてに! 本格すき焼きでがっつり飯
まずは前菜に七輪の炭火で殻付きホタテを焼きながらビミサンをたらして、シンプルイズベストな旨みたっぷりのホタテ焼きの完成。もちろんビールにピッタリでプハァーなキャンプ飯です。さらにマルチグリルドで柔らかくジューシーな国産黒毛和牛肩ロースすきやき用をビミサン、酒、砂糖、みりんで味付けしてキャンプでのすき焼きを味わいました。 ビミサンは同社の本醸造しょうゆとかつお節からきちんと取った出汁を使って丹精込めて作られているので旨みも倍増します。他にも出汁つゆアレンジで自在に使えます。知る人ぞ知るご当地調味料をキャンプ飯に使ってみてはいかがでしょうか!
多田壮一