マルコス・ジョレンテ＆ヴィニシウス(C)Getty Images

レアル・マドリードFWヴィニシウス・ジュニオールが、アトレティコ・デ・マドリードMFマルコス・ジョレンテに対して話した内容が話題となっている。スペイン『モビスター・プラス』のテレビカメラが捉えていた。 9月29日に行われたアトレティコ対レアル・マドリード（1-1）。ヴィニシウスはMFコケと衝突して「お前はチャンピオンズで2回負けて俺は2回勝った。そうだとも。お前が負けるのはお前がひどい選手だからだ。だから俺はレアル・マドリーにいる」などと言い放ち、物議を醸している。そしてその後には、元レアル・マドリードMFマルコス・ジョレンテに対しても辛辣な言葉を口にしていた。 ヴィニシウスはボールボーイと何かを言われ、それに言い返したが、そこに仲裁に入るためにM・ジョレンテが割り込んだ。すると熱くなっているヴィニシウスはM・ジョレンテに「彼（ボールボーイ）は俺と話をできない。お前は話をするが、それはスタジアム中から喝采を受けるためだ。そうなんだろう？」と語りかけた。 するとM・ジョレンテはヴィニシウスに対して後ろを向き、手を上げながら「俺を傷つけようとするなよ」と返答。対してヴィニシウスは立ち去ろうとするM・ジョレンテを背後から追いかけながら、言葉を続けていった。 「お前は哀れなヤツだな。だから、ここ（アトレティコ）にいるんだろう。プレーするために。お前は出場機会を得るためにここにいるんだ」 M・ジョレンテは背後のヴィニシウスに、「どうでもいいだろ」と一言だけ返している。 M・ジョレンテはレアル・マドリードの下部組織出身で、2019年夏に同クラブの地元のライバル、アトレティコに加入。本来はボランチの選手だったが、ディエゴ・シメオネ監督に前線やサイドで起用されるようになり、その抜群のフィジカルを生かした攻撃的プレーでブレイクを果たしている。