「もし我が子が仲間はずれになったら…」子どもが友達から「遊ばない」と言われた時、親がとるべき行動
娘が年長さんの時の話です。保育園からの帰り道に、娘がポツリと話をはじめました。 「今日、仲良しのAちゃんに『プリキュアを見てないから一緒に遊ばない』って言われたんだよね~」 【漫画】いじめられた娘に、担任は「許してあげられないかな」と無慈悲な言葉を……子どもが不登校になったとき、“親がやるべき”行動とは 娘は昨日まで楽しく遊んでいた仲良しのお友達に仲間はずれにされてしまいました。こんな時、皆さんならどう対処されますか? instagramで質問を投げかけたところ、100件を超える回答(複数回答あり)をもらいました。他のママたちがどのように対処したのか紹介していきたいと思います。
子どもの気持ちに共感する
圧倒的に多かった回答が「どう受け止めたかを聞く」「子どもの気持ちに共感する」でした。 子どもが「悲しい」という気持ちだった場合は共感しつつ、「ママはあなたが大好きだよ」とフォローを入れてあげたママもいました。 「どう受け止めたかを聞く」も大事だなと思います。実は私は娘の話を聞いた時、自分自身が悲しくなって「悲しいね?」と言いそうになったのですが、よくよく娘の様子を見ると、結構ケロっとしていたんですね。 そのため「そうだったんだね~」と事実を受け止めて次の言葉を待ちました。
本人はどうしたいのか?を聞く
「どうしたい?」「あなたは何して遊びたい?」「プリキュアみたい?」と聞く方も多かったのです。 これは年齢にもよると思いますが、年長さんから小学校低学年であれば、子どもたちは「自分の意思」を言葉にできます。子どもを信じて「見守る」「様子を見る」という方もいらっしゃいました。
他の子と遊んだら?と提案
「子どもの気持ちに共感する」の次に多かった回答が「他の子と遊ぶことを提案する」です。 ・他の子と遊べるチャンスじゃん~! ・1人で遊んでもいいんだよ! ・無理してその子と遊ばなくてもいいんだよ? というように提案しているママが多いです。
先生に相談する
「長引くようなら」「繰り返し起こるなら」という補足付きですが、「先生に相談する」という方も多かったです。私も最近その大切さを実感しました。 先日、息子が学校を行き渋り、欠席したことがありました。理由を聞いても具体的には教えてくれませんでしたが、あまり大事には捉えず、そんな日もあるかと思い、欠席させることにしました。 「学校に行きたくない気分だそうです」とあまり深く考えずに、先生に率直にお伝えしたところ「息子さんに代わっていただけますか?」と聞かれ、先生は息子に電話で直接お話をしてくださいました。 そして、息子が私には言えなかった理由(前日のお友達とのケンカ)について聞き出してくださり、息子の意思を尊重して「今日は休む、今回のケンカのことは水に流す、次に嫌な思いをしたらその場で本人に気持ちを伝える」と彼のモヤモヤをスッキリさせてくださいました。 親としては「こんな些細なことで、先生の手を煩わせてはいけない」と思っていたところもあったのですが、長い学校生活を送る子どもたちの心の成長を考えたときに、親以外にも学校の先生も親身になって対応してくれたという経験があるのは、人に助けを求めるという手段がとれるようになり、子どもにとってとても大事なことかもしれないなと感じました。