「もし我が子が仲間はずれになったら…」子どもが友達から「遊ばない」と言われた時、親がとるべき行動
「そんなこと言わないで」と気持ちを伝えるように促す
「子ども自身が嫌だと感じたならば『そんなこと言わないで』とお友達に気持ちを伝えるように促す」と回答してくださった方がいらっしゃいました。 回答を見てハッとしました。子どもが自分の気持ちを認識すること、そしてそれを相手にちゃんと伝えること。子どもたちが周囲の人たちと人間関係を築いていくために必要なスキルだと思いました。 もちろんそれを受け入れてくれる子もいれば、さらに拒否反応を示す子もいるかもしれません。それでも、子どもたちが自分の気持ちや意見を言葉にして伝える、ということを子どもが小さいうちから練習しておくことは、就学後のトラブルも自分の力で乗り越えられる、子どもの育ちをサポートできるのではないでしょうか。 「対処法をロールプレイで練習する」と回答してくださったママもいました。
そのほかには ・「どうして、そんなことを言ったんだろうね?」と、お友達の言葉の真意を一緒に考える ・嫌な気持ちをしているのであれば、同じことを自分はしないようにしようねと、教える機会とする ・興味がありそうなら、そのお友達に教えて!と言ってみては?と提案する ・相手の親に言う・距離を取る ・話題についていけるように、広く浅くアニメを見せる と様々な意見が寄せられました。 ちなみに当時の私は「それで、どうしたの?」と聞いたのですが、娘は「プリキュアごっこはしたいと思わなかったから、折り紙してる子たちに混ぜてもらった~」と、親の心はつゆ知らず、意外とあっけらかんとしていました。しばらく経つとそのお友達ともまた遊ぶようになり「子どもって意外と柔軟なんだな…」とある意味、頼もしく感じました。 お子さんのタイプやその時のシチュエーションによっても、最適な対応は変わると思います。皆さんならどう対処しますか?ぜひコメント教えてください。
【Profile】えり先生(@tokyo_montessori_at_home)
小5女子、小2男子の2児の母。大阪府立北野高校・神戸大学卒業後、2008年リクルート入社。当時まだ珍しかった育休後のフルタイム復帰、リモートワークのフィジビリにも参加。仕事と家事育児の両立の途を率先垂範する。2018年同社退社後、日本モンテッソーリ教育綜合研究所にてモンテッソーリ教師の資格を取得。2020年モンテッソーリ教具の定期レンタルおよびオンラインサポートサービス「ビブリオテーカ」を開業、累計100家庭以上にサービスを提供。小5の娘が都内で中学受験予定