「土砂降りのなか、鳴き声が」発見された子猫はずぶ濡れ、大雨に流されるところを危機一髪、保護 母猫は?
名前は、ギリシア語で豪雨という意味「ネロポンディ」から「ネロ」に決定
ひとりぼっちになってしまった子猫…もくれんれんれんさんのおうちに連れ帰り、翌日には動物病院へ行きました。 「自宅に連れ帰った時、見た目は生後10日経っているかどうかという気がしたので、ネットで調べて排泄を促してみたり、哺乳瓶もないのでミルクをストローで飲ませたりしました。次の日に病院に連れて行ったのですが、診察のほか、体重測定とノミがいたのでお薬を投与してもらいました。体重は280グラム。健康状態は良好そうでした。血液検査は小さすぎて血が取れないみたいで2週間後に。 また診察を待つ間、カルテに名前を記入しなくてはいけなかったので、急きょ名前を付けたんです。豪雨の中、保護したことから雨にちなんだ名前にしようとネットで調べてしっくりきたのが、ギリシア語で豪雨を意味する『ネロポンディ』。そこから一部を取って、『ネロ』と名付けました」 子猫の名前はネロくん(雄)に決定。今後は、里親さんを募集する予定だそうです。 ◇ ◇
子猫に近付かない先住猫たち でも…
もくれんれんれんさんのおうちには、既に保護猫3匹とチワワ犬1匹の先住猫・犬さんたちがいます。猫たちは、 モノちゃん(9月で5歳・黒キジ)、シャールちゃん(9月で5歳・茶サビ)、シェリーちゃん(推定5歳以上 ・サバトラ)。チワワは、 はるちゃん(7歳)といいます。モノちゃんとシャールちゃんは5年前、保護団体の譲渡会で引き取り、シェリーちゃんは3年前、当時住んでいた家に車で勤め先から帰宅途中に国道沿いで保護したそうです。 ネロくんがおうちにやって来てから先住猫・犬さんたちの反応はというと、「いつも猫ズとチワワが同じベッドで私と一緒に寝てくれていたのに、猫ズは寝てくれなくなりました…またリビングで子猫をお世話していると猫ズの治安が悪くなるので、寝室でお世話しています。キャットケージは寝室の隣の部屋にあり、子猫は普段そこにいますが、もちろん猫ズは近付きません(泣)」と、もくれんれんれんさん。さらに「チワワは興味津々なのかよくお世話の様子を見に来ます」と話します。 先住犬のはるちゃんはネロくんに興味津々…先住猫ちゃんたちはネロくんに興味はありそうな子もいるそうですが、なかなか近付かないとか。里親さんの元へ行くまでには、距離が縮まるといいですね。 ※その後、ネロくんの親猫と兄弟猫らしき猫さんたちが現れたそうです。 (まいどなニュース特約・渡辺 晴子)
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