社内事故で肋骨13本骨折した女性社員…なのに「退職金の権利」発生前日に解雇という冷淡な韓国企業
【08月12日 KOREA WAVE】韓国JTBC「ハン・ムンチョルのブラックボックスレビュー」で6日、4トン近いフォークリフトが30代の女性従業員をはねる衝撃的な事故映像が公開された。この従業員は退職金が認められる期限の前日に解雇されたという。 映像によると、韓国のある会社の作業場を歩いて横切っている同社従業員が、積載物を高く積み上げて視野を確保できていないフォークリフトにはねられた。 従業員は胸の骨を13本折り、腎臓破裂や外傷性気胸などの重傷を負った。フォークリフトが適切な視界確保と誘導員なしで作業をしていたことが原因の事故なのに、会社の代表は「事務員がなぜ外を歩き回っていたのか」と責任転嫁し、従業員の家族を傷つけた。 フォークリフトの運転手と会社代表は執行猶予付き禁固刑を受けたが、けがをした従業員が退職金を受け取る権利が生じる前日、「経営難」を理由に解雇を通知していた。 従業員の夫は「退職金認定の前日に解雇されるなんて疑わしい。心の中が真っ暗だ」と悔しがった。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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