8月24日は「愛酒の日」 今週末のレースに臨むお酒にまつわる馬たちとは?
きょう8月24日は「愛酒の日」。明治から昭和にかけて活躍した歌人・若山牧水が大のお酒好きだったことから、彼の誕生日が記念日となった。ケンタッキーダービーの“公式ドリンク”としてミントジュレップがあるように、お酒×競馬の関係性は切っても切れないもの。馬名につけられるケースも少なくない。そこで今回は今週末に出走予定の馬たちの中から、お酒にまつわる馬を紹介する。 【写真】ワイン好きとして知られる藤田晋オーナーの初出走を飾ったデュガのこれまで まずはメインレース、新潟11R朱鷺Sに出走予定のデュガから。 “ブルゴーニュの聖人”という異名を持つワインの造り手・クロードデュガが由来となった本馬。近走は2ケタ着順が続いていたが、前走の福島テレビオープンでは上がり33秒台の脚を繰り出し3着と復調の兆しを見せた。それだけに完全復活が期待される。 同じく新潟の10R五頭連峰特別には5月9日の誕生酒「スプモーニ」を馬名に取り入れたコスモスプモーニが出走予定。さらに9Rの中郷特別には「良質なワインを生む土壌」という意味を持つガレストロが出走するなど新潟の特別戦にはそれぞれまつわる馬がいる。 札幌・中京はどうだろうか。今週の目玉イベントの一つ、札幌11RWASJ第2戦にフランス語で「ワインバー」を意味するバールデュヴァンがUAEから来日のT.オシェア騎手を背にオープン入りを目指す。中京10Rの清洲特別には母馬のワイントレインから連想し、フランス語で「果樹園」を意味するルヴェルジェが控える。 平場のレースに範囲を広げると3頭が出走する。馬名に直接的な関係はないが、中京7Rにはビールやウイスキーの原料となる麦芽を意味する「モルツ」を一部に含んだモルツシャンが参戦。中京12Rには「シャブリ」というフランスワインが名前に付けられた母の仔であるビーグラッドがエントリーしている。さらに札幌6Rにはシャンパンの一種である「ロゼシャンパーニュ」を母に持つココシャンパーニュが登録している。 「愛酒の日」の8月24日だけでもお酒にまつわる馬たちが多く出走することが分かるだろう。レースの中身はもちろん名前にも注目してみてはいかがだろうか。