ドイツ外相「中国ドローンと北朝鮮軍は欧州安全保障の利益を侵害」
ドイツのアナレーナ・ベアボック外相が2日、中国を訪問し、ウクライナと戦争中のロシアに軍用ドローンなど武器を支援しているという疑惑に関連して警告した。 【写真】ロシアのドローン攻撃で損傷を受けたキーウのある建物 ドイツ言論などによると、ベアボック氏はこの日北京で中国共産党中央政治局委員兼外交部長の王毅氏と会い、ウクライナ戦争などに関して3時間ほど意見交換を行った。 その後、ベアボック氏は声明を出して「中国工場のドローンおよび欧州中心部の平和を攻撃する北朝鮮軍は、我々の核心欧州安全保障利益を侵害する」と明らかにした。 続いて「国連安全保障理事会(安保理)のすべての常任理事国は世界平和と安全保障に対する責任がある」とし「彼らは我々すべての安全保障を脅かす葛藤を支援・助長するべきではない」と伝えた。 これに先立ち、欧州連合(EU)は中国がロシアのために攻撃用ドローンを生産した証拠を確保したと明らかにしたことがある。 ただし中国外交部は中国がロシアに武器を供給したことがないと主張している。