高学年になるほど「成績が失速→頭打ちになる子」と「あと伸びする子」 の決定的な差
◆地頭は“遊びながら、楽しみながら”伸ばそう!
3つ目は、地頭を伸ばすために「遊び」を活用しようということです。 人間の能力は、簡単にできることをしていても伸びません。自分の限界に挑むチャレンジが必要です。でも、限界に挑むチャレンジは、多くの場合苦痛も伴います。しかも、1回チャレンジするだけではダメで、継続していく必要があります。 1日ハードに筋トレをして激しく筋肉痛になっても、急にマッチョになったりはしません。地頭作りも同じです。限界に挑む大変なチャレンジを乗り越え、それを継続する必要があります。 そのためには強力なモチベーションが必要です。子どもにとって、そのモチベーションとして最強なものが「遊び」です。なぜなら「楽しいから」です。勉強だと難しい問題をすぐ投げ出す子が、ゲームだとクリアできないステージにねばり強く何度もチャレンジしたりしますよね。 このエネルギーを活用し、遊びながら気付いたら賢くなっている状態に導きましょう。
菊池 洋匡(中学受験ガイド)