東洋大・島田舜也は25年ドラフトの主役になれるか… 篠木先輩の金言胸に「日本一」
東都大学野球の秋季リーグ戦個人タイトル表彰式が8日、東京都江東区内で行われ、東洋大の1部昇格に貢献した最速154キロ右腕・島田舜也投手(3年)が最高殊勲選手、最優秀投手、最優秀防御率を獲得した。 輝く3つのトロフィーを抱え「来年は1部でやるので、1部の舞台で(タイトル)を獲れたらいいなという気持ち」と笑顔。楽天では早川がリーグを代表する投手となり、法大をけん引した篠木は今秋ドラフトでDeNA2位指名を受けるなど木更津総合出身投手の躍進を受け「先輩たちに続けるように頑張っていきたい」と気持ちを新たにした。 エースとして法大をけん引してきた1学年先輩の篠木とは木更津総合時代に同部屋だった島田。当時の篠木からは「チームの中心がコケたらチームがコケる」とエースとしての矜持を授かり、いまも金言を胸に腕を振る。 今季は昇格に貢献し、来季はいよいよ1部での戦いとなる。強い東洋大の復活、そしてドラフト指名へ「最上級生として1年間やり通していきたい。OBからは“青山学院を倒せ”と言葉をいただいているので応援を力に変えて日本一を目指してリーグ優勝したい」と誓った。(柳内 遼平)