大人ならば慎ましく。“こっそりグラフィック”が冬の装いを楽しくする!3人のスナップで証明
いつも無地ばかりじゃツマライ。ときにはグラフィックの利いたアイテムを取り入れて、ファッションの“幅”を楽しもう。 【写真6点】「大人ならば慎ましく。“こっそりグラフィック”が冬の装いを楽しくする!」の詳細写真をチェック それを上手に装う術をここで伝授したい。名付けて、“こっそりグラフィック”。グラフィックをドーンと主張させるのではなく、さりげなく利かせる。 うん、なるほど。OCEANS世代ならば、これくらい慎ましいほうが好感持てるね!
① キュートなイラストは大人こそさりげなく
今泉孝高さん(63歳) アウターはベーシック、グラフィックはインナーでチラッと利かせる。これが“こっそりグラフィック”の神髄だ。 今泉さんの格好はまさにその正統で、古着のジャケットからクマがひょっこり覗く。これはバレンシアガのTシャッツで、黒マスクにトラックパンツをはいた、ちょいヤンチャな姿が抜群にキュート♡ これ見よがしではない、さりげない遊び心。この塩梅が年を重ねた大人にちょうどいいのだ。
合わせたメガネはセリーヌ。Tシャツ同様、ハイブランドを古着に合わせるセンスにアッパレです!
② クセ強Tシャツでブラックコーデに抜け感を
景山慎太郎さん(36歳) ジャケット、パンツ、スニーカーを黒で固めた鉄板の大人カジュアル。そこに個性と抜け感を加えているのが淡いピンクのTシャツだ。 これ、どんなグラフィック?
クローズアップしてみると、周囲もハッピーな気持ちになる、サイコーの笑顔がお目見え! ブラックコーデにひとクセ加えた、実に楽しいコーディネイトである。
③ ギャップの楽しむ小粋なコーディネイト
篠崎義行さん(39歳) ミリタリージャケットにオーバーオールを合わせた武骨なアメカジコーデ。チラリと覗くカットソーのグラフィックは……何と鉄板に並んだたくさんのタマゴ! タフな格好にポップなグラフィックというコントラストが面白い。まさかジャケットの裏地とタマゴの黄身を色合わせ!? タマタマかもしれないけれど、ファッションを心から楽しんでいることは間違いなし。
ちなみに足元は光沢感のあるエナメルシューズ。カジュアルな上下に大人らしさをプラスした。 ◇ 結論。やはり装いに遊び心のある大人は素敵だ。“こっそりグラフィック”であればいつもの格好の延長で、それを演出することができるってわけ。 ひと言付け加えるなら、冬のレイヤードがいっそう楽しくなりますぞ。
OCEANS編集部