男子バレーで鼓膜損傷のアクシデント「真っ赤になってますね」放送席驚き 「日本バレーの宝だからお大事に…」心配の声相次ぐ
【SVリーグ】大阪ブルテオン 3-1 ジェイテクトSTINGS愛知(1月4日・男子第11節) 【画像】強烈なスパイクが側頭部を直撃 強烈なスパイクが選手の側頭部を直撃…衝撃音が響き渡り、アリーナが一瞬にして凍りつくアクシデントが発生。放送席から驚きの声があがると、ファンからも心配の声が相次いで寄せられた。 STINGS愛知のトリー・デファルコが放ったスパイクが、大阪ブルテオンの西田有志の側頭部にヒット。右耳の鼓膜が損傷するほどの怪我に心配の声が寄せられた。 1月4日、大同生命SVリーグ男子11節で大阪Bは、STINGS愛知と対戦。衝撃のシーンは第2セット、7ー4と大阪Bがリードして迎えたところで起こった。STINGS愛知のデファルコがレフトから強烈なスパイクを放つと、弾丸のような球が西田の側頭部に直撃。あまりの破裂音に、アリーナも一瞬静まり返った。さらに打ったデファルコも、西田の様子を気にするようにネット越しに歩み寄り、一拍置いてから得点を喜んでいる。 解説の福山汰一氏はリプレイ映像を見ながら「すごい強烈な球が飛んできましたね。うぁ、痛そう」と言葉を失う。一方で、西田が、笑顔を見せながら大丈夫だよとジェスチャーすると「本人もこれだけニコニコしてくれているので大丈夫だと思います」とコメント。さらにボールが直撃した部分については「真っ赤になっていますよね」と状況を説明した。 西田はその後、時折、右耳を気にする素振りを見せながらもプレーを続行。20得点を挙げてチームの勝利に貢献。試合後のインタビューでは「デファルコ選手のボールが耳に当たって、たぶん鼓膜が破れていると思います。右側は何も聞こえないんで。そんな新年明けたんですけどバレーボールを楽しみたい」と驚きのコメントを残し、会場からはどよめきが起こった。 その後、チームの公式『X』によると検査の結果『右鼓膜損傷』と診断された模様。一方で全治などの詳細は明かされていなかった。この投稿にファンたちは「凄い音だったので心配してました」「早く良くなりますように…!」「聞こえなさそうだったけど、最後まで力闘で西田選手らしい」「西田選手は代表の宝なので、問題なく完治しますように」「無理せずお大事に」「日本バレーの宝だからお大事に…」など西田を気遣うコメントが多く見られた。 状態が心配された西田だったが、翌5日の試合にも出場。この日は12得点を奪うなどエースらしい活躍でチームを勝利に導いている。(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)
ABEMA TIMES編集部