キム・へソン エンゼルスからの好条件を断り、ドジャースを選んだ理由は「自然と心が傾きました」
ドジャースと契約したキム・へソン内野手(25)が韓国のメディアに対し、ドジャースを選んだ理由を語っている。 マリナーズ、カブス、パドレス、エンゼルスからオファーを受け、エ軍からはオプションを含めた5年間で最大2800万ドル(約44億3000万円)の好条件を提示された。しかしキムは3年総額1250万ドル(約19億8000万円)のドジャースを選択。理由について「理由はいろいろありますが、一番大きな理由はドジャースだからです。朴賛浩(パク・チャンホ)投手や柳賢振(リュ・ヒョンジン)投手がプレーしていたので、長年たくさんドジャースの試合を見てきて、とても親しみを感じていました」と言う。 2人の成功はドジャースを韓国で最も人気のあるMLBチームの一つに押し上げた。「それに、昨年ワールドシリーズで優勝したこともあります。こうした理由で、自然とドジャースに心が傾きました」と付け加えた。 ポスティングされる前、キムは11月下旬にロサンゼルスを訪れ、アメリカの代理人であるCAAが手配した施設でトレーニングを行った。ポスティング直前には、CAAのクライアントであり将来のチームメイトとなる大谷翔平に偶然、出会った。 「2日後にポスティングされることを彼に伝えたら、彼は幸運を祈ってくれました。その時点では、彼とチームメイトになるなんて想像もしていませんでした」 契約が決まった後、祝福のメッセージが殺到し、その夜は2~3時間しか眠れなかった。「こんなに多くのメッセージを受け取ったのは人生で初めてです。ドジャースと契約したことが実感として湧いてきました。これまで支えてくれたファンのためにも、アメリカで全力を尽くします」と決意を語っている。