東京円、158円台前半
7日午前の東京外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時1ドル=158円台前半を付けた。昨年7月中旬以来、およそ半年ぶりの円安ドル高水準となった。日経平均株価の上昇で円売りに弾みがついた。 午前10時現在は前日比44銭円安ドル高の1ドル=158円10~11銭。ユーロは1円34銭円安ユーロ高の1ユーロ=164円16~20銭。 トランプ次期米政権の関税政策を巡る見方が定まらず、朝方は対ドルで円の売り買いが交錯した。午前9時に取引を開始した日経平均株価が前日比で大幅に上昇した。 日米の金利差が縮まらないとの見方や、国内輸入企業による実需の注文も円売りを支えた。