IT業界とは?企業分類、職種、将来性まで解説|志望動機の書き方も紹介【例文あり】
IT業界の年収傾向
IT業界は成長産業である一方、IT人材は不足しているため、ほかの業界よりも年収の水準が高い傾向にあります。 また、より高いスキルや専門性を身につけることによって、高収入を見込める可能性があります。経済産業省が発表した「我が国におけるIT人材の動向」においても、「優秀なデジタル人材の中途・新卒採用を行う際に、通常よりも高い報酬水準を設定する例がみられる」とされており、AI分野の新卒採用で年収1000万円以上を提示している企業も登場しています。
IT業界の志望動機の書き方のポイント【例文あり】
IT業界の志望動機の構成と書き方のポイント、例文をご紹介します。自分らしい志望動機をアピールするための参考にしてみましょう。 ■志望動機の構成 志望動機の構成は以下を参考にしましょう。 1:結論(志望した理由) 2:背景(根拠となるエピソード) 3:意気込み(入社後の活躍・貢献) 書き出しとなる結論では、IT業界や応募企業を志望した理由を端的に伝えましょう。背景では、根拠となるエピソードを具体的に伝え、説得力を持たせることが大事です。最後に、入社後にどのような活躍・貢献がしたいか、意気込みを伝えるとよいでしょう。 ■IT業界の志望動機を面接で伝える際のポイント 面接で志望動機を伝える際には、「なぜIT業界を志望するのか」を伝えると同時に、「なぜその企業分類の仕事に携わることを選んだのか」「なぜその職種を選んだのか」を伝えることが大事です。 同じIT業界でも、企業分類によって携わる事業内容は違い、顧客とする相手も違い、解決する課題や提供するサービスも違ってしまいます。 企業研究をしっかりと行った上で、顧客となる相手が誰なのかを理解し、「どのような課題を解決したいのか」「どのようなサービスを提供したいのか」「なぜ応募企業ならそれができると思ったのか」を明確にすることがポイントです。 ■IT業界の志望動機の例文(文系職種/技術系職種) 文系職種と技術系職種の志望動機の例文をご紹介します。自分の思いを伝える志望動機を作成するために、参考にしてみましょう。 【文系職種:営業職の志望動機の例文】 「人々の便利な暮らしを支える仕事がしたい」という自分の就活の軸に対し、貴社ならそれができると感じて志望いたしました。 コロナ禍の中で、大学のオンライン授業を受けることになった際、ITの力を強く実感しました。それ以降、多くの人に役立つITに興味を抱き、私自身もITに携わり、社会に役立ちたいと考えるようになりました。 貴社は、教育現場に役立つITシステムの提供に注力されているため、かつての自分がITによって学びを得られたように、多くの地域の学生たちの教育格差をなくすことができると考えています。 また、家電量販店でアルバイトしていた際、お客さまのニーズをくみ取る提案を心がけ、喜んでいただけることに大きなやりがいを感じていたので、入社後は、この経験をITシステムの営業提案に生かし、より多くのお客さまに役立つシステムを提案していきたいと考えております。 【技術系職種:ITエンジニア職の志望動機の例文】 ITエンジニアとして確固たる技術力を身につけ、お客さまの課題を解決するシステムを開発・提供したいと考え、貴社を志望いたしました。 コンビニでアルバイトをしていた時、店長がシフト表をアナログで管理していたため、自ら管理ツールを作成したことがあります。紙よりツールで管理した方が便利だと考え、独学で学んだプログラミング知識を基に作成したところ、店長にとても感謝され、大きなやりがいを感じました。その後、「もっとこうなると便利」という店長の要望にすぐに対応できなかったため、すぐに解決策を提案できない自分の力のなさを痛感しました。「確かなスキルを身につけ、課題を解決したい」と考え、のITエンジニアに興味を抱きました。貴社は幅広い業界の顧客課題を解決しているため、多くの人に役立てると考えました。 入社後は、着実にスキルを身につけながら、働く人が楽になるための仕組みを提供していきたいと思っています。