【米国株】株価上昇にも期待の「おすすめ高配当株」! ともに投資判断が“買い”で、利回り6.3%の「フォード・モーター」、利回り5.9%の「ファイザー」に注目
【米国株】配当利回りが6.3%の「フォード・モーター」、5.94%の「ファイザー」は、どちらも投資判断が“買い”! 【図版】製薬で世界首位の米国株! ●EV事業の見直しなどが好材料の「フォード・モーター」と、 世界最大の製薬株である「ファイザー」に注目! 米国は利下げ局面に突入。年内には、預金や金融商品の金利低下が始まる見込みで、相対的に魅力が高まる「高配当株」の人気化が予想されている。そこで、以下ではアナリストなどのプロが投資判断を”買い“としている高配当株の2銘柄を紹介しよう。 (※配当利回りなどのデータは9月4日時点。銘柄分析コメントは、アルジャントレードの持田有紀子さん、グローバルリンクアドバーザーズの戸松信博さん、マンハッタン・グローバル・フィナンシャルの森崇さん、むさし証券の杉山武史さん、ストラテジストのポール・サイさん。投資判断と株価の高値・安値予想は9月4日からの3カ月間) まずは、米国を象徴する老舗企業のフォード・モーター(F)だ。 フォード・モーターは米国2位の自動車メーカー。配当利回りは6%台と非常に高い。直近決算は前年同期比6%増。高収益の商用車事業の好調が続いている。一方で損失の多いEVは戦略を見直し、縮小の方針に転じた点も当面は好材料。株価も再び上昇を開始しており、見通しは明るい。 続いて紹介するのは、製薬で世界首位のファイザー(PFE)だ。 ファイザーの配当利回りも6%弱と高水準。コロナワクチン特需の終焉と設備投資によるコスト増の悪材料を織り込み、下落基調にあった株価は底打ちしている。巨額の新薬投資を行う世界首位の製薬株である点と、高配当という点により、株価は一定水準以上で下支えされる見通しだ。
ザイ編集部
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