ランナー熱走の裏で ドタバタの設営に救護の現場では…「愛媛マラソン」支える5300人のボランティア&スタッフたち
今年の愛媛マラソンをCH.4目線で振り返ります。きょうはランナーを支える人たちに密着。ドタバタのコース設置作業に、メイン会場のおもてなし隊、ランナーの命を守る救護スタッフも。1万人の挑戦の舞台裏です。 【動画】坊っちゃん列車久しぶりの稼働、救護の現場にも潜入<NEWS CH.4>
スタートの1時間半前、愛媛マラソンのスタート地点、県庁前に続々と集まってくる高校生たち。 愛媛陸協 中村浩輔さん: 「我々はパイロンを置いたりランナーが通過できるように整理しますのでとても重要な役割です。スタート遅れたらいけない」 彼らのミッションは1万人のランナーを送り出すスタート地点のセッティング。
午前9時。ランナーがスタート位置にスタンバイするまでの30分で、スタート地点前後のおよそ300mの区間に220個のパイロンやバーを設置しなければなりません。 高校生 パイロン係: 「4×3ね、3ずつ持ってきて」 中村さん: 「もうちょっと詰めて」
さかのぼること1時間半前の道後温泉駅。 運転士: 「めっちゃピカピカやね。ここね、触ってなくても埃かぶるんよ」 運転士 城戸隆輔さん: 「久しぶりの運行なのでバッテリー外している状態なのでそこから始める」
愛媛マラソンでは毎年、スタート地点で汽笛を鳴らしながらランナーを見送る坊っちゃん列車。去年11月から人員不足のため運休していますが愛媛マラソンのためにと、この日は特別に運転士を手配してスタート地点に向かいます。 運転士 中屋博貴さん: 「久しぶりに動けるということで僕ら乗務員にとっても嬉しい」
3か月ぶりに坊っちゃん列車の制服に袖を通します。 運転士 城戸隆輔さん: 「きょうは愛媛マラソンのための特別なダイヤになるが気を引き締めてみなさんに笑顔でたくさん応えられるように声援を僕たちからも送りたい」
スタート直前、高校生が手掛けたコースづくりも無事完了、坊っちゃん列車も、スタンバイOKです。 高校生: 「スタート気を付けてさあ行こう!ケガだけはないように」 ランナー: 「ありがとう」 スタートしていくランナーに声援を送ります!