ランナー熱走の裏で ドタバタの設営に救護の現場では…「愛媛マラソン」支える5300人のボランティア&スタッフたち
坊っちゃん列車も汽笛を鳴らしながらランナーを見送ります。 中屋さん: 「ランナーも沿道の人も声援と手を振ってくれたのでランナーの方も元気に走ってもらいたい」 城戸さん: 「みなさん笑顔で手を振ってくれたのでいいスタート切ってもらえたと思う」 1万人のランナーがスタートを切り、スタート地点も一段落かと思いきや…
アナウンス: 「パトカーが通過すると規制解除です。機材回収車が来ますのですべての機材を積み込んでください」 ここからは設置したスタートのコースを元通りにする作業へ!交通規制解除までの時間はわずか14分。急ピッチでパイロンを回収していきます。 中村さん: 「終わり!ありがとうちゃんとスタートできたけん、君らのおかげでね、ありがとう」
フィニッシュ地点ではランナーたちのおもてなし準備に大忙し
スタートから1時間半、金子選手が独走を続けるレース展開の中…フィニッシュ地点の城山公園ではランナーたちを迎える準備が進んでいました。 用意するパンは1万2000人分!だそうです。
こちらのブースでは… 出合のいも炊き会 金子由佳子さん: 「大きな鍋でだいたいするんですよそこから小分けしていくんやけどそれじゃ数が足りんけん ちょっと早めに。3千人分です」 大鍋以外にも9つの鍋も使っていもたきの仕込み真っただ中。 出合のいも炊き会 良野一生会長: 「松山の伝統の味をおぼえて食べていただいたらうれしいと思います」
一方、こちらは4年ぶり! 三浦工業 廣瀬研志さん: 「今ちょっと高めで43℃ぐらいには設定はしてるんですけど基本的には42.195℃を目指して」 ランナーの疲れをほぐす、道後温泉の源泉を使った足湯が4年ぶりにおもてなしブースに帰ってきました。 廣瀬さん: 「昔ながらの温度計で測りながら、あとは皆さんがゆっくりと疲れを癒してもらえればなと思います」
「自分たちのできることでエールを」高校生たちが連携プレイで大活躍
スタートから2時間半、フィニッシュしたランナーが続々とメイン会場へと帰ってきました。と、会場内の至るところにボードを掲げる高校生の姿が! 松山東高校1年生たち: 「これはシャッターボランティアです!走り終わった選手の写真を撮る係」 「(ランナーから)走り終わって、笑顔で走り切ったぞ!って覇気が感じられました」 「記念に残してほしいので」