JFEエンジと北海道由仁町、〝エネルギーの森〟実証事業で協定
JFEエンジニアリング(社長・福田一美氏)と北海道由仁町は18日、由仁町文化交流館で〝エネルギーの森〟実証事業に関する協定締結式を行った。 この事業は、NEDOの木質バイオマス燃料等の安定的・効率的な供給・利用システム構築支援事業で、同社の「新たな燃料ポテンシャル(早生樹等)を開拓・利用可能とする〝エネルギーの森〟実証事業~JFEの森 NEXT GATEプロジェクト」が23年度に採択されたもの。 締結式には福田JFEエンジニアリング社長や村松諭由仁町長らが出席し、事業の概要説明や協定書の署名を行った。 席上、福田社長は、「実証事業では5年間にわたって由仁町の町有地を活用して北海道初のエネルギーの森を創生し、新たなバイオマス燃料ポテンシャルとして期待される早生樹の植林と、技術ノウハウの構築に取り組む。伐採される樹木は地産バイオマスエネルギー源として有効活用を図り、由仁町での地産地消を推進したい。今回の協定を通じて魅力的な由仁町の輝きと発展に貢献したい」と語った。