節約のためにスイッチをオフにしておくべき家電5
暑さでエアコンの使用も増え、光熱費の金額がかさむ季節。電気をこまめに消す、家電製品をエコモードで動かす以外にも、エネルギーの使用量を減らすためにできることがある。 イギリスの気候変動防止に取り組む組織「エナジー・セービング・トラスト(Energy Saving Trust)」によると、使用していないときでも電気を消耗する家電があり、それらのスイッチをオフにするだけで、一般家庭で年間60~70ポンド節約できるという。 「待機電力とは、電化製品の電源が切れていたり休止モードになっているときに使用される電力のことです」と、家庭用エネルギーの専門家であり「LoopEnergySaver.com」の創設者であるクリス・サンダースは説明する。「外部電源のある製品やバッテリーを充電する製品のほとんどは、シャットダウンしたり主電源のスイッチを切ったりしない限り、継続的に電力を消費します」 冷蔵庫や冷凍庫など、常にスイッチを入れておかなければならない家電製品もあるが、使わないときはスイッチを切ってもまったく問題のない家電製品もいくつかある。本記事では、使わないときは電源をオフにすることで、電気代を節約できる家電を5つ紹介しよう。UK版「グッドハウスキーピング」より
スマートスピーカー&スマートホームデバイス
「スマート機能搭載のスピーカーやホームデバイスはスタンバイモードで、スマート機能を搭載していない同等のデバイスに比べて数倍の電力を使用している可能性があります」 スマートライトやスマートスピーカーなど、コネクテッドデバイスを多く使用している家庭では、電力の消費はもっと多くなる可能性がある
テレビのレコーダーやHDD
ブリティッシュ・ガスによると、テレビのレコーダーやHDDは、スタンバイ・モードになっている間、1年間で約23ポンド請求に上乗せされることになっている。(2022年のデータ) 番組やシリーズを録画するように設定している場合は、スタンバイ状態にしておく必要があるが、そうでない場合は電源を切っておこう。自宅の製品にエコモードがあるかどうか確認し、夜間のエネルギー消費を少なくしよう。