「保護されて2日目、人間に気を許すのが早すぎる」 元野良ねこの甘えん坊ぶりにほっこり 保護に至った経緯とは
日に日に寒さが増し、外で暮らしている野良ねこたちにとっても厳しい季節になりました。X(ツイッター)では、過酷な環境下から保護された母ねこと子ねこが話題に。野良ねこといえば、警戒心が強いイメージがありますが、この母ねこは少し違ったようです。ねこたちを保護している投稿者さんに、詳しいお話を伺いました。 【写真】「保護されて2日目」と思えない元野良ねこの驚きの姿 実際の投稿 ◇ ◇ ◇
すっかりリラックスモード
「保護されて2日目、人間に気を許すのが早すぎる母ねこ」 そんなコメントが添えられた写真に写っている1匹のねこ。床に横になり、人の脚に頭を預けて、すっかりリラックスモードです。 まるで長年、この家に住んでいるかのようなくつろぎっぷりですが、実は保護されてまだたったの2日しか経っていないという元野良ねこです。この適応能力の高さには驚きを隠せません。 投稿は話題になり、7.9万件もの“いいね”を集めました。リプライ(返信)には「2日目?……私ずっとここにいますけど? といった風情」「今まで寂しかったんだよね。安心したんだ、良かったね」「なんてかわいいのぉ ママ業に疲れて甘えられるところがあって暖かいところに来られて本当に良かったです 優しい世界」など、多くの声が寄せられています。
保護2日目で甘える元野良ねこ 「安心したんだ、よかったね」
投稿者さんはもともと3匹のねこたちと暮らしています。今回、ねこの親子を保護したのは、友人からの連絡がきっかけでした。 その友人は実家周辺で野良ねこが子ねこを産み、困っていたそう。しかも、寒さの厳しい東北地方なこともあり、投稿者さんもそのねこたちのことがとても心配になりました。 そして、一刻も早く保護してあげたいという思いから、友人やそのご家族の協力もあって1週間もかからずに保護することができました。 「母ねこちゃんは、我が家に来てすぐはびっくりしていて、狭いところに隠れていました。しかし、数時間で『この人間は甘えても大丈夫なのか……?』みたいな感じで近づいてきて、撫でられたのをきっかけに、すぐに心を許してくれました。2日目には、部屋に入るたびに撫でて撫でて! ってくっついてきて、写真はそのときに撮ったものになります」 近隣の方にかわいがられていたため、心を許してくれるのも早かったのかもしれませんね。写真を撮ったあとも、投稿者さんの足にスリスリと甘え、撫でてほしいと猛アピールをしていたそう。投稿者さんは「一緒にいるときは常にくっついていたいタイプみたい」と話します。