人骨は不明隊員のものと判明 火災で沈没した海自掃海艇付近で発見
火災により沈没した海上自衛隊の掃海艇「うくしま」の周辺で、物品の引きあげ作業中に見つかった人骨が、行方不明の隊員のものであることがわかりました。 この事故は先月、福岡県沖の玄界灘を航行中の海上自衛隊の掃海艇「うくしま」で火災が発生し、沈没したもので、機械室での当直勤務に当たっていた古賀辰徳3等海曹(33)が行方不明になっていました。 今月25日には、沈没した船体周辺の物品についてサルベージ作業をおこなっていたところ、人骨が発見されていました。 そして27日、DNA鑑定の結果、この人骨が古賀3曹のものであることがわかったということです。 関係者によりますと、周辺で「うくしま」のものとみられる金庫なども発見されているということです。 海上自衛隊は、掃海艇の引きあげに向けて調整を進めるとしています。