2024年F1第18戦シンガポールGP予選トップ10ドライバーコメント(2)
2024年F1第18戦シンガポールGPの予選が行われ、ポールポジション~5番手に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。ポールポジション~5番手に入ったドライバーはランド・ノリス(マクラーレン)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)だ。 【写真】2024年F1第18戦シンガポールGP ランド・ノリス(マクラーレン)がポールポジションを獲得 ■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム) 予選 5番手 残念ながら平均的な予選結果になった。アタックラップは最終セクターまではいい感じだったけどそこでスロットルを少し開けすぎてしまい、それでラップを終えることになってしまった。クルマには競争力があっただけに残念だ。予選の終わり方としては悔いが残るけど、今夜しっかりと準備をして、明日のレースで前に出ることを目指す。 ■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム) 予選 4番手 もし昨日の時点で、グリッドの2列目を得られるという申し出があったなら、間違いなく受け入れていたと思う。でも一晩で改善することができたし、FP3ではクルマのフィーリングもよかったから、そこでもう一度考え直すことになったはずだ。クルマに対してかなり自信を持てるようになり、すべてが簡単にできるようになったんだ。 しかし、そのフィーリングはQ1では失われてしまった。だから今度はためらうことなく4番手になれるというオファーを受け入れただろう。僕たちはグリップ不足に悩み、Q3までは次に進むのがやっとだった。でもQ3に進出してからはまずまずのラップを刻むことができたし、今日の結果は失望するようなものではない。 終わってみれば、今日はうまく挽回できたと思う。昨日は一直線に中団に沈んでいく感じだったのに、結局は2列目を独占することができた。もっと前でスタートしたい気持ちはあるけど、チームが素晴らしい仕事をしてくれたおかげで再び軌道に乗ることができたから、みんなに感謝したい。明日はアタックを続け、表彰台を目指して戦いたいね。 ■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム) 予選 3番手 自分の予選パフォーマンスを改善し、再び土曜日に良い位置に立てるようにしようと、一生懸命努力してきた。 今日、マシンが力を取り戻したおかげで、久しぶりに最高の土曜日にすることができた。素晴らしい気分だ。 Q3で赤旗が出たことで、1回しかアタックできなかったのは厳しかった。マシンにもう少し余力があったかもしれない。でも全体的には、今日達成できたことに本当に感謝している。 ガレージの皆にも心から感謝したい。週末を通してバランスに取り組んできた。そして彼らが、大きな変更を加えてくれて、マシンを良い状態に持っていくことができたんだ。 明日は、表彰台争いが可能な位置からスタートできる。僕たちのレースペースが他と比べてどの程度なのか、正確なことは分からない。でも、昨夜施した変更によって、金曜から改善したように感じている。日曜日には全力を尽くして戦うよ。 (予選後のインタビューで語り)僕にとって予選は今年ずっと大惨事だった。だから、とにかく努力して、努力して、努力して、上位に戻るために頑張ってきた。今日は予選で久しぶりにマシンが生き生きしていた。 ■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング) 予選 2番手 今日の2番手という結果にはとても満足している。明日のレースをフロントロウからスタートできるのはすごく良いことだ。 チームのハードワークのおかげだ。彼らは素晴らしい解決策を思いつき、昨夜、マシンに多くの変更を加え、それによって大きな違いを生み出した。 マシンの運転がはるかに楽になり、コーナーを走る際も、前よりも少しプッシュできるようになった。今日は自分たちのパフォーマンスを最大限に発揮できたと思う。 昨日はとても厳しかったが、今日はマシンのフィーリングが良くなり、改善し続けていった。理論的には、ここは僕たちにとって、カレンダーのなかで相性が良い方のトラックとはいえないし、ペースに限界を抱えている。でも今日こういう結果を出せたことで、今後のレースで良い成績を残せるという大きな希望を持つことができる。 僕たちにとって、この予選リザルトを達成することができたのは、素晴らしいことだよ。 ■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム) 予選 1番手 難しい予選だった。ペースを上げるのが簡単ではなく、1周をうまくきめなければならない局面で、少しプレッシャーを感じた。 とはいえ、マシンの感触は良く、週末を通して好調だ。そういう状態の時には、自信を持って走り、必要なラップタイムを出すためにプッシュすることができる。 チームの皆がハードワークをしてくれた。彼らへの感謝を示すためにやるべきことがあり、その仕事を成し遂げることができた。明日何ができるか楽しみだよ。 (予選後のインタビューで、Q3で1ラップのみのチャンスしかなかったことについて聞かれ)そういうのが好きなんだ。心拍数が上がって、すごく楽しい。赤旗前ほど良いラップではなかったから、もう少し速いタイムを出す余地があったね。 [オートスポーツweb 2024年09月22日]