約13%の人が「SNSで誹謗中傷を受けたことがある」。最も多い内容は「人格の否定」【ベンナビIT調べ】
アシロが運営するポータルサイト「ベンナビIT」では、SNSでの誹謗中傷に関する調査を実施した。15歳~59歳の男女3,000人が回答している。
13%の人が「SNSで誹謗中傷を受けた経験あり」どう対処する?
まず、普段から利用しているSNSについて聞くと、「YouTube」が2,019人で最も多く、ついで「LINE」が1,778人、「X(旧Twitter)」が1,612人と続いた。一方で、「SNSは利用(閲覧)しない」と回答した人は469人(15.6%)だった。
また、SNSを利用すると回答した人に対し、SNSに書き込み(投稿・コメント・リプライ等を含む)をしたことがあるかを聞くと、53.1%が「ある」と回答した。約半数の人は閲覧だけでなく、発信にも利用しているようだ。
続いて、SNSで自分が傷つくような書き込みをされたことがあるかを聞くと、13.0%が「ある」と回答した。また、SNSで誹謗中傷を受けたことがある人に対し、具体的な内容を聞くと、「人格を否定するような悪口」が94人で最も多く、以下「差別的な悪口」「脅迫・恐喝」などが続いた。
誹謗中傷をされた際、どのように対処をしたかを聞くと、「ブロックやミュートなどで誹謗中傷の書き込みを見えなくした」が67人、「SNSの通報・報告機能を使って通報した」が57人で上位に。合計で84.7%の人が何かしらの対応をしていた。 また、対処の結果として誹謗中傷はどうなったかを聞くと、合計で59.4%の人は「書き込みは削除された」と回答。「書き込みは削除されなかった」は27.5%、「書き込みは削除されず、誹謗中傷が増えるなど状況が悪化した」は9.9%となった。
調査概要
・【調査対象】15歳~59歳の男女3,000人 ・【性別割合】10代(600人) 20代・30代(各年代800人) 40代・50代(各年代400人) ・【調査方法】Freeasyを用いたインターネットリサーチ ・【調査実施日】2024年6月4日(火)~ 2024年6月5日(水)