【週末J1まとめ】首位の町田から4位の神戸まで上位勢がすべて勝利。浦和と湘南の試合など劇的結末が多い週末に|Jリーグ
【国内サッカー ニュース】明治安田J1リーグは7月5日から7月7日にかけて第22節が開催された。首位のFC町田ゼルビアら上位4チームがすべて勝利に終わった中、今節は劇的な得点で試合が決着する試合が多い週末となった。
今節は上位4チームがすべて勝利を手にした。 首位の町田はホームで名古屋グランパスと対戦。30分に右サイドで押し込んだ流れから望月ヘンリー海輝のクロスを入れると、はね返りを回収した下田北斗が平河悠からのリターンパスを受けて右足でシュート。これがゴールに決まり、町田が先制に成功した。 その後は名古屋が反撃する時間帯もあったが、攻守の切り替えが早い町田は巧みに名古屋の攻撃をシャットアウト。町田が最後まで集中した守備で対応し、隙を見せることなくゲームを締めて1-0で勝利して首位を堅持した。 ホームで北海道コンサドーレ札幌と対戦した2位の鹿島アントラーズは、開始早々に一度ゴールを揺らされるもVAR判定によりノーゴールに。なんとか失点を回避すると、徐々にペースを掴みながら分厚い攻撃を繰り出していく。 得点が生まれたのは後半。鈴木優磨とチャヴリッチの2トップに変更すると、61分、鈴木のスルーパスから師岡柊生が思い切りのいいシュートを蹴り込み嬉しいプロ初得点。勢いに乗った鹿島は、66分にも鈴木のアーリークロスから藤井智也が左足のボレーで流し込み大きな追加点を奪い、リードを広げて2-0の勝利を手にした。 町田や鹿島を追うガンバ大阪はホームで横浜FMと対戦。ファン・アラーノとダワンのゴールで前半から2点をリードする展開に持っていくと、後半も相手の攻撃を抑えながらアグレッシブな攻撃を仕掛けて宇佐美貴史とイッサム・ジェバリが追加点を奪取した。最後は相手の反撃も抑え、横浜FMに4得点で大勝した。一方、ヴィッセル神戸もサンフレッチェ広島を相手に大迫勇也のゴールなどで3-1の勝利を手にしている。 また今節は劇的な展開が多い週末に。ジュビロ磐田は後半アディショナルタイムの山田大記弾で川崎フロンターレを相手に劇的同点決着。浦和レッズと湘南ベルマーレの試合は、1-2の状況から90分、90+2分のゴールで湘南が劇的な逆転勝利を収めた。柏レイソルとFC東京の試合も後半アディショナルタイムの戸嶋祥郎のゴールで柏が勝利に。アビスパ福岡と京都サンガF.C.の試合も90+9分の宮本優太のゴールで京都が土壇場で勝ち点3を手にしている。 ■J1リーグ第22節 結果 広島 1-3 神戸 鹿島 2-0 札幌 町田 1-0 名古屋 新潟 3-4 鳥栖 磐田 2-2 川崎F 東京V 1-1 C大阪 G大阪 4-0 横浜FM 浦和 2-3 湘南 柏 3-2 FC東京 福岡 1-2 京都