奨学金を「パチンコ」に使い込んでいた息子に激怒。貸与を取り消すことはできますか? 自主退学の場合、学費はいつまで払えばよいでしょうか。
自主退学の場合、学費はいつまで支払う必要があるのか?
大学を自主退学する場合、退学が学期の途中であったとしても、「退学を願い出た日に係る学期」分の学費は支払う必要があります。大学の学期は、基本的に春学期と秋学期の2学期制で、学費は学期ごとに支払うのが基本です。 そのため、学期中に退学する場合も、それぞれの学期分の学費を納付期限までに全額支払わなければいけません。なお、退学の手続きが遅れると、次学期の学費も請求される可能性があります。このような事態を防ぐためにも、退学の手続きは次学期に係る前に行うことが大切です。
返還が困難な場合は、「減額返還」や「返還期限猶予」を利用しよう
日本学生支援機構の「貸与奨学金」の貸与は、奨学生がいつでも取り消せます。ただし、当然のことながら、それまでに貸与された奨学金は返還する必要があります。 そのため、奨学金の返還を滞納した場合には、延滞金が発生するため注意が必要です。このような事態を避けるためにも、返還が困難な場合は「減額返還」や「返還期限猶予」といった制度を利用しましょう。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部