【フィギュア】青木祐奈が涙の表彰台 NHK杯3位に「とてもうれしい」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯最終日(9日、東京・国立代々木競技場)で、女子の青木祐奈(MFアカデミー)が喜びの涙を流した。 ショートプログラム(SP)3位で迎えたこの日のフリーはジャンプで回転不足の判定を受けるなど、125・29点と思うように得点を伸ばせなかったが、合計では自己ベストとなる195・07点をマークして3位。「ジュニアの時から合わせてGPシリーズで表彰台に乗るのは初めてなので、とてもうれしい」と笑みを浮かべた。 その一方でフリーの点数には不満顔。「130点を目指してやっていたので、125点でちょっと届かなかった。やっぱり回転不足を結構取られてしまった。特に後半を重点的に回転不足をなくせるように練習していきたい」と反省した上で、来月の全日本選手権(大阪)に向けては「今回クリアできなかったフリーの130点超えを目標にSPとフリーしっかりそろえて滑り切ることを目標にしていきたい」と決意を述べた。 自国開催のGPシリーズということもあり、大声援を受けながら氷上に立った。「自分としても幸福感というか、最後のスピンのステップが終わったところからずっと拍手してくださった」。日本一決定戦へ、大きな自信をつかんだ一戦となった。
東スポWEB