【速報】斎藤知事パワハラ疑惑 9700人職員アンケートの中間報告 23日の百条委員会後に公表へ
斎藤知事を巡るパワハラ問題で調査を行う百条委の理事会が終了しました。終了後に百条委員会の奥谷謙一委員長が取材に応じ、職員向けに行っているアンケートの中間報告について23日の百条委員会で承認されれば公表する方針であることを明らかにしました。 19日に行われた百条委員会の理事会では、回収されたアンケートのうち約4500件が「中間報告」として取りまとめられました。アンケートは匿名でも実名でも回答でき、疑惑については「直接見た」もしくは「目撃者から聞いた」などを選択し、自由に記述できる形式になっています。 アンケートの中間報告は8月23日の百条委員会ではかられたあと、後日公開される見込みです。 兵庫県の斎藤元彦知事をめぐっては、今年3月に県の元幹部(60)がパワハラ疑惑などを告発する文書を配布。知事は当初疑惑を否定していましたが、その後、文書に一部、事実が含まれていたことが判明し、百条委員会で調査が進められています。
斎藤知事は30日の百条委に出頭へ
8月23日の百条委員会からは知事のパワハラ疑惑に関する県職員らを証人とした証人尋問が始まり、30日には知事の出頭も予定されています。百条委員会では、知事のパワハラやおねだりなどの疑惑に関して県職員約9700人にアンケートを実施し、約7割近くが回答しているということです。 23日に証人尋問を行うにあたり、奥谷委員長は「委員会の目的を達成できるよう、文書の真偽を確かめるべく、丁寧に聞き取り、冷静に文書に書いてあったことが本当にあったのか聞き取りをしたい。まずは冷静にしっかり事実の聞き取りが出来るように準備をしたい」などと話しました。