"暴落直後"にこそ実行すべき「本当に強い株」を探す方法
8月の株価暴落で、相場の"ガケ"から突き落とされたように感じている投資家も多いかもしれません。しかし、そうしたときこそ実行しておきたいことがあります(イメージ写真:PolzaPhotos/PIXTA)
8月2日に日経平均株価が2000円超下落したのに続き、5日には過去最大の下落幅、過去2番目の下落率となる4000円超の急落に見舞われた日本株相場。しかし、翌6日から急反発を見せ、8月16日の終値は3万8062円まで回復しました。8月2日と5日の急落を8営業日で取り戻した形です。 この反発に上手に乗ることができた個人投資家の方もいるでしょうが、筆者としては、反発に乗れなかったとしてもまったく問題ないと思います。なぜなら、急落後の反発に乗るというのは、言い換えれば、かなり大きなリスクと隣り合わせだからです。 今回は急落後、一貫して急反発になりましたから、例えば8月6~9日あたりに買ったとしても、十分な利益になっていると思われます。しかし、それは結果論であり、もしかしたら買ったあと再び株価が下落してしまった可能性もあったわけです。 実際、2020年春のいわゆる「コロナショック」のあとは、株価が急落して、ベテラン投資家までもが「さすがにこれ以上の下落はないだろう」と半ば確信した水準から、さらに大きく下落したこともあります。
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足立 武志