人気の「オーツミルク」にはどんな効果があるの?栄養価や知っておきたいことを解説
最近では日本のスタバでもオーツミルクラテ(ブロンド ラテ)という選択肢が一般化し、スーパーのミルクコーナーでも存在感を増してきた「オーツミルク」。 【写真】保湿から抗炎症作用まで!オーツ麦がスキンケアに役立つ5つの理由 植物性ミルクの中で最も環境にやさしく、代替ミルクの中で最もおいしいと言われているけれど、購入するなら栄養価や、よりヘルシーな商品の選び方も知っておきたいところ。今回はイギリス版ウィメンズヘルスが、オーツミルクについてエキスパートたちのアドバイスをまとめてみた。
食物繊維が豊富
市場に出回っているオーツミルクのほとんどには、乳製品、ナッツ、グルテン、遺伝子組み換え作物(GMO)が使われていない。しかも、水溶性食物繊維が240mlあたり2gと豊富。飽きないために、スムージーやコーヒー、スープ、シチュー、ヘルシーな焼き菓子にオーツミルクを使ってみて。
カロリーと糖質が高い
オーツミルクは、他のナッツミルクよりもカロリーと糖質が高く、1杯あたりのタンパク質が大して多くない。240mlのオーツミルクには、カロリー120kcal(カプチーノの3倍)、糖質16g、タンパク質3gが含まれている。同量のアーモンドミルクでは、カロリー39kcal、糖質1.5g、タンパク質1gが含まれている。
ナッツミルクの中で、最も環境にやさしい
アーモンドミルクよりカロリーは高いかもしれないけれど、1パックのアーモンドミルクを作るには、オーツミルクの6倍の水が必要になる。サスティナブルな食品運動やゴミゼロ運動に関心がある人は、この点も考慮に入れよう。
元気が出る
メーカーによるけれど、オーツミルクには100mlあたり最大6.8gの糖質と1.4gの食物繊維が含まれている。ステールいわく、この数字は他の植物性ミルクはもちろんのこと、牛乳よりも高いそう。 これがなぜ重要かって? 糖質は体と脳にエネルギーを供給し、食物繊維はコレステロール値と消化を健全な状態に保ってくれる。
糖が多め
ノンシュガーの人工甘味料が広く使われる現代社会では、糖類の摂取量に気を配ることが重要。だからこそ、オーツミルクに他の代替ミルクよりも糖が多いことは覚えておきたい。これは、オーツミルクの主要原材料であるオーツ麦が、体内で分解されて単糖になる炭水化物だから。ほとんどのオーツミルクには精製糖が使われていないけれど、不必要な添加糖を避けるために原材料名はチェックしよう。 ※この記事は、イギリス版ウィメンズヘルスから翻訳されました。