謝罪した宇内梨沙アナ（写真・時事通信）

　7月14日に放送されたTBS系『アッコにおまかせ！』で、同局の宇内梨沙アナウンサーが謝罪した。 　番組冒頭、宇内アナは「はじめに、番組から訂正です」と切り出し、7月7日の放送で都知事選の投票について伝えた誤情報を訂正。 　都知事選の投票日当日だった7月7日、番組では「漢字表記の候補者は漢字で、かな表記の候補者はかなで書くように」と伝えたが、正しくは「漢字でもかな（カナ）でも候補者と特定できれば有効」だった。 　この点については7日の番組内で訂正したが、それ以外にも、「漢字を間違えたら無効」「整理券を紛失した場合はマイナンバーカードなどを持参」とした点についても訂正した。 　宇内アナは「東京都知事選挙の投票日当日に誤った内容を放送し、番組スタッフ一同、深くお詫びいたします」と謝罪。「二度と同じことが起こらないよう、制作体制を整えて放送に臨んで参ります」と深々と頭を下げた。 　この「アナウンサーによる謝罪」に対し、Xでは多くの非難の声が……。 《かなり悪質な間違えなんだけど、これで番組のプロデューサーなりディレクターや和田アキ子の誰もが責任取らない。アナウンサーだけが謝罪させられる》 《またアナウンサー一人に謝罪させたのか。責任を負うべきは会社でありプロデューサー/ディレクターでしょう》 　なかには 《今回のTBSでの選挙に関する誤報といい　日テレの24時間募金着服の件といい　なぜアナウンサーが表立って謝らなければいけないのか？》 《日テレもTBSもアナウンサーに謝らせて終わりなのマジありえんわ》 　と、「日テレの件」と同じだとする意見も少なくない。 「6月20日放送の『ZIP！』と『DayDay.』（ともに日本テレビ系）で、水卜麻美アナウンサーが『24時間テレビ』について説明したことに、SNSでは多くの批判の声があがりました。 『24時間テレビ』をめぐっては、系列局の社員が寄付金から約264万円を着服したことが発覚、番組の存続が危ぶまれていましたが、水卜アナは番組内でこの件を謝罪、何度も頭を下げつつ番組継続を訴えたのです。 　これに対し、SNSでは、プロデューサーが出てきて謝罪すべき、好感度の高い水卜アナに謝罪させるのがズルい、などの意見がみられました」（週刊誌記者） 　先日、本誌がおこなったアンケート調査「もう終わっていい長寿番組」ランキングでは、圧倒的多数で1位に選ばれた『アッコにおまかせ！』。もうすぐ放送開始から39年を迎えようとしているがーー。