10月も全国的に高温 異例の残暑となる可能性 秋雨前線により雨量多い 1か月予報
今日3日(木)、気象庁は、この先の1か月予報を発表。10月も季節の歩みはゆっくりで、高温傾向が続くでしょう。また、秋雨前線などの影響を受けやすく、降水量が平年より多くなる所が多い見込みです。
この先も高温傾向 西日本は10月中旬でも真夏日迫る暑さ
今日3日(木)、気象庁はこの先の1か月予報と高温に関する早期天候情報を発表しました。 1か月予報によると、10月も全国的に暖かい空気に覆われやすく、高温傾向が続くでしょう。特に10月上旬から中旬にかけては、かなり高くなる見込みです。季節の歩みも、かなりゆっくりになりそうです。 また、今日は高温に関する早期天候情報も発表されました。こちらは、その時期としては10年に一度程度しか起きないような著しい高温となる可能性がいつもより高まっているときに発表されます。 関東から西の地域では、10月中旬になっても最高気温が25℃以上になる日が多い見込みで、西日本では場所によっては30℃に迫る暑さになりそうです。秋の行楽シーズンを迎えていますが、昼間は熱中症対策も心がけてお過ごしください。 一方で、朝夕の気温は低くなり、一日の寒暖差が大きくなるため、服装選びにご注意ください。
短い周期で雨 大雨に注意
10月上旬は、北日本の太平洋側と東・西日本を中心に、低気圧や秋雨前線の影響を受けやすい見込みです。10月中旬以降も短い周期で天気が変わるため、晴天は長続きせず、10月はほとんどの所で平年よりも降水量が多くなるでしょう。 秋の行楽シーズン真っただ中で、屋外のレジャーを予定している方も多いと思います。お出かけを計画する際は、天気予報をこまめにチェックしてください。
日本気象協会 関西支社 堂本 幸代