【箱根5区】新たな「山の神」の候補は?前回は“山の妖精”山本唯翔が躍動 仮想5区Vの山本雷我3年連続の天下の険へ
◇第100回東京箱根間往復大学駅伝競走(2024年1月2日往路・3日復路) 2024年1月2日、3日に第100回大会を迎える箱根駅伝。出場する23校の区間エントリーが12月29日に発表されました。 【画像】前回王者・駒澤大学、史上初2年連続学生駅伝三冠へ箱根駅伝区間エントリー 標高約874メートルまでを一気に駆け上る20.8キロの戦い。これまで順天堂大OBの今井正人選手や東洋大OB柏原竜二さん、青山学院大OBの神野大地選手らが、チームを優勝に導く走りをみせて、「山の神」と呼ばれました。 この天下の険に挑む注目選手の筆頭は、城西大の山本唯翔選手です。前回大会は1時間10分04秒の区間新記録をマークし、4人抜きの快走。その走りは“山の妖精”と称されました。 また、国士舘大の山本雷我選手は3年連続となる5区。11月の仮想5区と呼ばれる激坂最速王決定戦で、見事優勝しています。そのレースで山本選手と競り合いを演じた山梨学院大の弓削征慶選手も5区に登録。同レースで3位だった東京農業大の吉村颯斗選手も5区に名を連ねました。 その他にも前々回大会で、区間3位となり青山学院大の総合優勝にも貢献した若林宏樹選手。その若林選手を上回る区間2位の記録を出した創価大の吉田響選手(当時は東海大)もエントリー。吉田選手は、東海大から創価大へ編入した今季は、出雲駅伝・全日本大学駅伝といずれも区間賞に輝いています。 一方、前回大会で1年生ながら区間4位の走りで往路優勝のテープを切った駒澤大の山川拓馬選手は補欠登録となり、4年生の金子伊吹選手が5区に登録。金子選手は前々回大会で5区区間4位の走りをみせています。 さらに1年生で出場した前々回大会は区間6位、前回大会は区間3位と2年連続で好走した中央大の阿部陽樹選手は、今回8区に登録。中央大のエントリーには、1年生の山崎草太選手が5区に名を連ねました。 ▽以下、5区区間エントリー 駒澤大:金子伊吹(4年) 中央大:山崎草太(1年) 青山学院大:若林宏樹(3年) 國學院大:上原琉翔(2年) 順天堂大:石井一希(4年) 早稲田大:工藤慎作(1年) 法政大:細迫海気(4年) 創価大:吉田響(3年) 城西大:山本唯翔(4年) 東洋大:馬場大翔(1年) 大東文化大:菊地駿介(4年) 明治大:吉川響(2年) 帝京大:尾崎仁哉(2年) 日本体育大:三好紘生(4年) 日本大:大橋優(3年) 立教大:岸本健太郎(4年) 神奈川大:飯塚厚(3年) 国士舘大:山本雷我(4年) 中央学院大:柴田大輝(3年) 東海大:喜早駿介(4年) 東京農業大:吉村颯斗(4年) 駿河台大:倉島啓人(2年) 山梨学院大:弓削征慶(2年)