自民党総裁選、石破茂氏の勝利が「それほど意外な結果ではない」ワケ/倉山満の政局速報
野田氏の失笑人事、石破氏は如何に
ところで、国民はなぜ岸田首相が辞めたのか、覚えているだろうか。「政治とカネ」の問題である。あれ、庶民がやったら脱税である。それを組織的長期的に。総裁選でメディアジャックして、すっかり忘れさせた。 さて、石破新首相の支持率が余程低くない限り、早期に衆議院総選挙が行われるだろう。国民に審判の機会が与えられる。 真・青木率は、政権の命運も決める。国民がどのような選択を行うかが問われるが、まずは人事を見てからだ。 戦いは人事をやり切るまでだ。戦場で勝って人事で失敗して破滅した人物など、歴史上星の数ほどいる。野田氏は既に失笑を買っているが、石破氏は如何に? ―[倉山満の政局速報]― 【倉山 満】 1973年、香川県生まれ。救国シンクタンク理事長兼所長。中央大学文学部史学科を卒業後、同大学院博士前期課程修了。在学中から’15年まで、国士舘大学日本政教研究所非常勤職員を務める。現在は、「倉山塾」塾長、ネット放送局「チャンネルくらら」などを主宰。著書に『13歳からの「くにまもり」』など多数。ベストセラー「嘘だらけシリーズ」の最新作『嘘だらけの日本古代史』(扶桑社新書)が発売中
日刊SPA!