出張時の着こなし インナーで巧みに変化、上品さと快適さを追求
ビジネススタイルの多様化は、出張時の着こなしも同様。動きやすくて、シワになりにくいスーツやジャケットを軸としつつ、インナーで巧みに変化をつけるのがウェルドレッサーへの近道。 【写真はこちら】記事に出てくるおすすめのジャケット、スーツとインナーの組み合わせの写真はココからチェック!
JOSEPH ABBOUD ジョセフ・アブード ジャケットとベストは、スエードのような表情に仕上げたポリエステルの生地を使用。表面に綾織り柄のプリント加工が施され、なめらかな質感と上品な光沢が特徴になっている。ジャケットには胸ポケットの裏地を使用したギミックチーフを搭載。幾何学柄プリントのストレッチシャツを合わせて、着心地と見た目の両方に軽やかさを取り入れたい。
MACKINTOSH LONDON マッキントッシュ ロンドン ベストセラーシリーズ「フレックス ジャージー」のジャケットは、伸縮性の高いジャージー素材を卓越したテーラード技術で仕立てることで、上品さと快適さを追求。グレー×ネイビーの千鳥格子柄のジャケットを引き立てるため、全体はモノトーンでシックにまとめて、ストールで首元にほどよいアクセントをプラス。 AQUASCUTUM アクアスキュータム Compact・Comfortable・Convenience、3つのCの意味を持った「TEC.3」シリーズのセットアップ。伸縮性に優れた心地よい着用感と家庭で洗濯できる利便性が特徴。ウールにシルクネップ糸を織りまぜることで豊かな表情が生まれ、オンオフ問わず、幅広いシーンで着こなすことが可能に。インナーにウールのポロシャツを合わせて、脱力したスーツスタイルが完成。
BROOKS BROTHERS ブルックス ブラザーズ 素朴な風合いのホームスパン生地を使用したセットアップは、適度にゆとりがある「クラシックフィット」を採用。ナチュラルストレッチが効いたアンコン仕立てで、高めに設定したゴージラインとコンパクトなラペルが、モダンな印象を生み出している。ベーシックなシャツを合わせながらも、透け感のあるフレスコタイを取り入れて軽やかさを演出。 AZABU TAILOR 麻布テーラー 異色原料を精紡交撚した杢糸を使用することで、織物のようなビンテージ感のある風合いを生み出したジャージー素材のスーツ。半毛芯で仕立てることにより、立体的なシルエットを保ちつつ、着心地はいたって軽やか。Vゾーンはラウンドカラーのクレリックシャツにニットタイを合わせて、さりげなく遊び心を盛り込みたい。 [THE NIKKEI MAGAZINE 2024年10月20日号の記事を再構成]