１２月３日、 青木一彦官房副長官は記者会見で、この日午前６時から予定されていた国会答弁の勉強会に石破茂首相（写真）が遅刻したとの報道について「報道は承知しているが、首相の健康状態に何ら問題はない」と語った。都内で首相官邸で１１月代表撮影（２０２４年　ロイター）

Hitoshi Ishida ［東京　３日　ロイター］ - 青木一彦官房副長官は３日午後の記者会見で、この日午前６時から予定されていた国会答弁の勉強会に石破茂首相が遅刻したとの報道について「報道は承知しているが、首相の健康状態に何ら問題はない」と語った。 一部メディアは、石破首相がこの日朝の勉強会に寝坊して遅刻したと伝えている。 青木副長官はまた、石破首相とトランプ次期米大統領との会談について「引き続きトランプ陣営側と意思疎通を継続できている」とする一方、その詳細については先方との関係もあり、差し控えたいとした。 日本製鉄のＵＳスチール買収について、首相がバイデン米大統領に承認を求める書簡を送っているが、さらなる対応策を講じる考えはないのか、との質問には「日米相互の投資拡大を含めた経済関係の一層の強化、インド太平洋地域の持続的・包摂的な経済成長の実現、経済安保分野における協力などは互いにとって不可欠と認識しており、日米の間で幅広く議論を行っていく」と答えるにとどめた。