Nothing Phone (2a)レビュー。ついにおサイフケータイ対応、2024年ミッドレンジスマホの本命
日常使いなら1日は余裕の電池持ち
バッテリーは大容量の5000mAh。Nothingは2日間電池が持つと案内しています。 電池持ちを検証するために、画面の明るさを自動調整に設定し、リフレッシュレートをダイナミック、ダークモードをオンにした状態で11時に充電器から取り外して利用を開始しました。 この日は目的地の横浜みなとみらいまで1時間30分かけて移動するため、Googleマップで乗り換え検索を行い、電車での移動中はワイヤレスイヤホンを使って4G/5GでNBAをストリーミング視聴しながら原稿を書いて到着するころには残量が80%まで低下していました。 その後、約140枚の写真を撮影したり、Google Playで大容量のゲームをダウンロードしたり、XでDMのやり取りをすると、電池持ちの検証を始めてから8時間後の19時30分には残量が15%に低下。 帰りの電車移動中は撮影した写真を整理したり、ニュースをチェックしましたが、バッテリーが切れることはなく、自宅に到着した21時ごろにようやく0%になりました。 動作時間は約10時間記録。旅行中などスマホを使い倒す場合でも、2日は持たないものの、朝出て夜帰ってくるまでなら十分持ちます。
リアルが撮れる50MPデュアルカメラ
カメラは広角と超広角レンズのデュアル構成です。 どちらも50MPの高画素センサーを搭載していますが、通常の撮影モードでは4つの画素を1に束ねて受光量を増やしノイズを抑えるピクセルビニングによって12.5MPで出力します。エキスパートモードを使えば50MPそのまま出力することも可能です。 ズーム撮影に特化した望遠レンズがないため、望遠圧縮によるスマホ離れした写真を高画質で撮ることはできないものの、50MPの高精細を活かして、センサーで捉えた中心部を切り出す2倍クロップズームに対応しています。 筆者は広角レンズでそのまま撮影することはなく、ほぼすべて2倍ズームで撮影するため、高画素センサーを活用したワンタップで2倍に切り替えられるUIが嬉しい。 肝心の画質は突出したものではないものの、価格帯を考えれば満足できます。どちらかと言えば夕焼けや夜といった光量が少ない時の方が綺麗に撮れるようです。