【1月のバス占い付き】新年そうそう究極の方法で自分の家をパワースポットにしてしまおう!!
世情が不安定だと何かにすがりたくなるのは古今東西変わらない。パワーを必要とする皆様のために、バスで行くパワースポットをバスマガジンWEBのオリジナル連載で紹介する。今月は自宅をパワスポにしてしまう。本稿には1月のバス占いも付録するので、パワスポ探しの参考にしていただきたい。 【画像ギャラリー】【1月のバス占い付き】自分の家をパワースポットにしてしまう究極の方法とは?(18枚) 文/写真:古川智規(バスマガジン編集部) (詳細写真は記事末尾の画像ギャラリーからご覧いただくか、写真付き記事はバスマガジンWEBまたはベストカーWEBでご覧ください)
■鉄道の方が便利なのでバスには乗らない…
令和7乙巳(きのとみ)年(2025年)一発目のパワスポ記事では、ほぼバスには乗車しない。新しい年に純粋にパワーを届けたいとの趣旨なのでたまにはお許しいただきたい。さて、今月の行先は京都の伏見稲荷大社である。インバウンドの外国人に限らず、京都の観光地としては有数のスポットである。 同時に、交通至便でもありJR奈良線で稲荷駅まで行けば参道前で、京阪電車で伏見稲荷駅下車でも大した距離を歩くわけでもない。よってバスに乗って行く方が面倒ではある。 伏見稲荷大社に行く前日まで、松阪市に宿泊して伊勢市の神宮に参拝していたので、近鉄特急で京都の向かった。そしてJRに乗り換えて稲荷駅で下車。ものすごい人である。平日なので、ほとんどが外国人だ。 拝殿もそうだが、千本鳥居のフォトジェニックな風景を押さえるための観光客だろう。それでも御朱印授与所には御朱印帳を抱えた外国人の姿も見られたことから、日本文化に傾倒している外国人がいないというわけでもなさそうだ。
■稲荷勧請とは?
伏見稲荷大社に参拝に来た理由は、「稲荷勧請」をするためだ。昔は神宮でも八幡宮でも、希望者には勧請、つまり御神体を授与して新しい神社を建立することは盛んに行われてきた歴史がある。特に現在の東京が江戸と呼ばれた時代には江戸の三大名物といえば「伊勢屋稲荷に犬のクソ」と言われたほど稲荷神社が多かったようだ。 現在でも路地裏や商店街、老舗商人や旧藩邸跡地等には小さな祠の稲荷社が多い。これらは伏見稲荷大社や王子稲荷神社、笠間稲荷神社等から勧請、つまり神様を分けてもらったものだ。日本の神様はろうそくの火のように分けたとしても、どとらも元の火と同じで、無制限に分霊できることになっている。 現在では数多い神社の系統の中で伏見稲荷大社は神社に限らず一般の人にも分霊してくれる数少ない神社だ。工場やビルの上にある神社のほとんどが稲荷社なのはこのためだ。必ずしも邸内に社を建てる必要はなく神棚のお社でも構わない。ただし御神体は神札ではなく、箱に鎮まっているので専用の神棚が必要だ。