ビーチサッカーチーム「レーヴェ横浜」、初の日本一 東京ヴェルディに勝利
10月に開催された全日本ビーチサッカー大会で優勝した「レーヴェ横浜」の選手とスタッフが9日、横浜市役所を訪れ、佐藤広毅副市長に喜びの声を伝えた。 チームは「横浜初のビーチサッカーチーム」として2015年に発足。元Jリーガーをはじめ、高校や大学のトップレベルで活躍した選手が在籍し、瀬谷区を拠点に活動している。 10月18~20日に沖縄県で開かれた全国大会には、関東第2代表として出場。16チームによるトーナメントを勝ち上がり、決勝で宿敵の東京ヴェルディを下して初の栄冠を手にした。13点を挙げた大場崇晃選手が得点王に輝いた。 チーム代表と監督を兼務する奥山正憲さん(38)は「昨年決勝で敗れたヴェルディの6連覇を阻止し、やっと日本一になれた」と満足感をかみしめ、競技の普及に向けてワールドカップの「横浜誘致」に期待を寄せた。現役大学生で日本代表の大谷陸斗選手(21)は「サッカーと比べて競技人口が少ないものの、最前線でプレーできるのは幸せ」と充実した表情を浮かべた。佐藤副市長は「体力的に厳しいスポーツだと思うが、ぜひ連覇を」とエールを送った。
神奈川新聞社